あいちトリエンナーレ

あいちトリエンナーレ2010 OFFICIAL Blog

《Over the Table》2日目。《Over The Shoulder》出演アーティストの姿も!

2010/09/23 22:00|アーティスト

5つのテーブル(ステージ)で起こった様々な創作活動の痕跡が、インスタレーションとして展示され、人々が鑑賞する中、ティム・エッチェルスとヴラトゥカ・ホルヴァが登場。2日目を迎えた《Over the Table》。
祝日ということもあり、中心に設置されたT1(テーブル1)でのパフォーマンス始めから、ギャラリー内には多くの観客が。子供たちの姿も目立ちます。

《Over the Table》にはT1~T5まで5つのテーブルが設置されています。
T1では、エッチェルスとホルヴァによるハンド・パフォーマンスが記録され、TVモニターで1日目の模様がご覧いただけます。

20100923-9.JPG

T2では、動物と兵士のフィギュアの組み合わせによるストーリーが展開され、パフォーマンス中に撮影された写真が壁面に展示されています。

20100923-10.JPG

20100923-11.JPG

20100923-13.JPG

T3では、2人のアーティストのかけひきで描かれるドローイング・パフォーマンスを記録におさめたヴィデオをプロジェクションで投影、制作されたドローイングと共に展示。

20100923-14.JPG

T4では、日用品を使用して制作されたオブジェが壁面に設置された長いシェルフや床に置かれています。

20100923-17.JPG

T5で行われる和英辞書から書き写した言葉のカードによるパフォーマンスでは、9月25日、26日《Over the Shoulder》を公演予定のアーティスト、アントニア・ベアーとタマー・シェレフが様子を覗きにきました。

明日3日目の《Over the Table》は、どのような展開を見せるのでしょうか。ご期待ください!

20100923-19.JPG

(E.N)

《Over the Table》1日目をリポート!

2010/09/23 20:53|アーティスト

9月22日初日を大好評のうちに終えたOver the Table1日目の模様をお伝えします。

ギャラリースペースには、T1~T5まで、ステージに見立てた5つのテーブルがあり、ティム・エッチェルスとヴラトカ・ホルヴァによるコール&レプポンスによる対話と交流のプロセスが繰り広げられます。

まずT1からご紹介します。

20100923-1.JPG

テーブルが整然と置かれただけのギャラリー空間の真ん中のテーブルで対峙するティム・エッチェルスとヴラトゥカ・ホルヴァ。緊張感漂う中、二人のハンド・パフォーマンスにより、パフォーマンスはスタートしました。

次はT2。

20100923-2.JPG

T2では動物や兵士のフィギュアを使って、時には現在の情勢を反映するかのごとく、また時にはユーモアたっぷりに、世界の創造と破壊が繰り返されます。
このテーブルはリラックスしたムードが生まれ、観客からも笑い声がわき起こる場面も。

続いてT3。

20100923-3.JPG

エッチェルスとホルヴァが1本のペンを握り、各々の駆け引きでドローイングを描いていきます。2人のアーティストとしての競争心が一番あらわになったテーブルです。

T4です。

20100923-4.JPG

日用品を用いて創作活動が繰り広げられます。次々と制作されるオブジェは、壁をわたる長いシェルフに展示されていきます。

20100923-5.JPG

最後にT5。

20100923-7.JPG

T5では、英和辞書で見つけた単語を日本語でカードに記入し、それらの組み合わせでストーリーを作り上げていきます。観客と2人のアーティストとの距離が近く、親密な時間が生まれました。

《Over the Table》は、9月26日まで続きます。開催日時など詳細は、下記のウェブサイトをご覧下さい。
http://aichitriennale2010-2019.jp/2010/artists/performing-arts/tim-etchells-and-vlatka-horvat.html

20100923-8.JPG

(E.N.)