トリエンナーレひとりツアー
2010/08/31 17:20|ニュース
いよいよトリエンナーレが開幕し、すでにご来場いただいた方もいらっしゃるかと思います。トリエンナーレの会場は全部で4つ、そしてプラスして中央広小路ビルや二葉ビルなど、街なかの建物までが会場になっています。
遠方からのお客様の中には、何度も足を運ぶことは困難という方もいらっしゃいますよね。
わたくし、どれだけの会場を1日で回ることができるのかどうかチャレンジして参りました。
コースは
・愛知県美術館

↓
・オアシス21

↓
・中央広小路ビル

↓
・二葉ビル

↓
・名古屋市美術館

↓
・長者町会場

でした。
納屋橋会場には今回行けなかったのですが、各会場間はそこまで距離が離れていないため、移動は思ったほど大変ではありませんでした。
ベロタクシーもいろんな所を走っているので、「疲れちゃったなあ...」という方はぜひご利用ください。もちろん「まだまだ元気!」という方もご利用ください。
(こちらは国際美術展又はパフォーミング・アーツのチケットの提示が必要となります)
美術館はともかく、ビル内の展示は入口がわかりづらいところもしばしば。
この辺りのはずなのに会場、作品が見つからない...そんなときは辺りを見回してみてください。
近くにはマゼンタ色のポロシャツを着た「まちなか案内人」が立っていますので、わからないことはお気軽に尋ねてくださいね。親切に教えてくれますよ。
(私もお客さんのふりをしていろいろ聞いてみましたが、どの方も丁寧に答えてくださいました!ありがとうございました)
ただ、今の季節は非常に暑いため、熱中症対策等をしっかりとお願いします。
帰るころには汗が塩となって服についており、びっくりしてしまいました...うわあ。
こちらは塩ではなく、お砂糖などでできた作品だそうです。

ピップ&ポップさんの作品で、中央広小路ビルで見ることができます。
部屋一面に広がる甘~い世界をどうぞお楽しみください!
ちなみに中央広小路ビルは、この珈琲店「べら」さんの横か

「坪井花苑」さんの横から入ることができます。

(M.I)
ベロタクシーに乗ってみて
2010/08/30 20:27|ニュース
皆さんは見かけたことがありますでしょうか。
トリエンナーレ会場周辺でよく見かける自転車のような、人力車のようなあの乗り物を。
あれはベロタクシーという自転車タクシーで、環境に優しい乗り物です。
気軽な気持ちで乗ることができ、次の会場まで運転手さんとの会話を楽しみながら移動することができます。
そのベロタクシーがこちらです!

国際美術展チケット、パフォーミング・アーツチケットをお持ちの方に限り乗車することができます。乗車時にはチケットの提示が必要になります。
今回は、納屋橋会場へ行ってみました。
約10キロ前後の速度で走っているというベロタクシー。車道の左側をゆっくりと走行していきます。
乗車されるお客様は、お子さん連れのご家族とか年配の方はもちろん、初めて見たから乗ってみるという人も。
愛知県外の方もたくさんいらっしゃるそうです。
(中にはアートが大好きで、はるばる東京からいらっしゃったお客さんもいたとか!)
運転手さんは20代前半の女性から60代男性の方まで幅広いとのことなので、どんな方に当たるかも楽しみにしていてくださいね。
わたしはこのお二人にお会いしました!

細川さん(左)と小出さん(右)
このお仕事を楽しんでいるんだなあという気持ちがすごく伝わってきて、楽しい時間を過ごすことができました。
後ろの座席は暑いかと思いきや、風が通って涼しく快適で、普段ゆっくりとはなかなか見られない名古屋の街並みを感じることができます。
各会場の停留所から乗ることができますので、ぜひ一度(と言わず二度三度でも)体験してみてくださいね。
ベロタクシーについての詳細はこちら→→→
http://www.velotaxi-nagoya.jp/aichitriennale2010/
ちなみに納屋橋会場の場所↓
地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅の7番出口を出て西に向かいます。
ヒルトン名古屋方面です。
そしてここ、納屋橋東の交差点を左に曲がります。

そして直進。

すると左側にベロタクシーの停留所であるナゴヤインドアテニスクラブがあり、その隣が納屋橋会場となります。

ちょっとわかりづらい場所ですが、納屋橋会場ではインスタレーションや映像作品が公開されていますので、どうぞお越しください。
よく見ると、ベロタクシーはちょっとずつデザインが違いますね!
(M .I)
楊福東(ヤン・フードン)作品の上映について
2010/08/27 18:59|アーティスト
8月21日(土)のオープニングより、映写機の不調により残念ながら公開を見送っていたヤン・フードン作品の上映を、28日(土)18:00、29日(日)13:00、16:00の3回の日程で行うことが決まりました。
現代アートでは映像を用いた作品をよく目にしますが、そのほとんどは扱いの容易なビデオ・プロジェクターを使用したものです。
しかしヤン・フードンの本展への出品作品は、映画館で劇映画を上映するために用いられる、35mm映写機18台を使って行う大掛かりなものです(つまり、ちょっとしたシネコン規模の機材と労力を必要とする作品といえるでしょう)。そのため、当初よりセッティングには技術的な困難さがあることを想定していたのですが、日本に到着した映写機は予想以上に状態が悪く、メンテナンスのために多くの時間と労力を必要としました。
それでも技師たちの献身的な努力によって、オープニング前日に行われた、20日(金)の内覧会では、特別レイトショーという形で、何とかマスコミや批評家など関係者の方々にご覧いただきました。
これで初日から公開できるか、という可能性も見えてきたのですが、作品の上映終盤に、突如すべての映写機がストップし、場内が真っ暗になるという状況に陥りました。
鑑賞されていた方々からは、「ブラボー!」の声も上がり、劇的な幕切れにも見えたのですが、実はこの時、映写機の内の2台がダウンして、ブレーカーが上がってしまうという事故が起こっていたのです。
初日より作品が公開できない、という残念な状態となってしまったのですが、その後も技師たちにより映写機の修理や調整は続いており、なんとか今週末から公開ができないか、と模索していました。現在も2台の映写機が動かない状態なので、完全とはいえないのですが、映画は2台の映写機を交互に操作して上映する仕組みなので、フィルムの切り換えで多少空きの時間ができてしまう、という問題点もありますが、それでも作品の本質を大きく損なうものではないと考え、今回、暫定的に3回の上映を行うこととしました。
今後も、映写機の修理の他、フィルムの状態が悪いためその修復も必要であること、またブレーカーが上がってしまったことを受けて、電気の配線も見直さなければならない、といった課題がありますが、何とか毎週末に定期的に上映をおこなう方向で、調整を進めたいと考えています。皆様にはこうした点をご理解の上、ご鑑賞いただければ幸いです。

《Dawn Mist, Separation Faith》 2009
(T.E)
柴幸男、キッズトリエンナーレ・ラップWSはじまる
2010/08/26 00:29|ニュース
先日、無事に終演したロボット版『森の奥』。その公演と同じ会場で、キッズトリエンナーレ「リズムと音楽・ラップで遊ぼう」ワークショップが始まりました。
講師は、ロボット版『森の奥』で脚本・演出家を担当された平田オリザ氏の主宰する劇団・青年団の演出部に所属されている柴幸男さんです。

柴さん自身も「ままごと」という劇団を主宰されており、2010年『わが星』にて第54回岸田國士戯曲賞を受賞されました。あいちトリエンナーレでは、祝祭ウィークの10/15(金)に 愛知芸術文化センター 小ホールにて「あゆみ」という作品を上演していただきます。
詳細はこちら
祝祭ウィークについてはこちら→→→http://aichitriennale.jp/schedule/cohost/post-228.html
あゆみについてはこちら→→→http://ayumi2010.exblog.jp/
さて、今までラップなんてほとんど聴いたことのない小学生や中学生の子どもたち。それが、ことばとリズムを身体と耳で感じながら遊ぶうちに、だんだんとラップとはどういうものかを感覚的に実感しているように思いました。これから3日間で、子どもたちはどのような成長をとげるのでしょうか。

その様子はワークショップ最終日にどなたでもご覧になっていただけます。
8/27(金)午後16:10から、この小ホールにて無料ライブを行います。
出演アーティストは、MC48(=シバ、つまり柴さん)と、彼が育てたキッズクルーたち。
16:00から開場いたしますので、ぜひ足をお運び下さい。
そして、子どもたちのエネルギーをご覧になってください。休憩の時間にさえも遊び続ける子どもたちのパワーに、見ているほうも元気がもらえるにちがいありません。
※なお、この発表会では「あゆみ」予告編もちょこっと上演する予定です。
※あいちトリエンナーレTwitterやってます!速報はこちら→→→http://twitter.com/Aichi_Triennale
(H.I)
ロボット演劇の、静かな祝祭。
2010/08/23 11:11|アーティスト
連日多くの方にご来場いただいており、盛況のロボット版『森の奥』。いよいよ24日の2公演を残すのみとなりました。できるだけ多くの方に観ていただきたいと思い、当日券も若干ですが販売いたします。各回、開演の1時間前から整理券を配布いたしますので、当日券をお求めの方はお早めのご来場をお勧めします。

演劇は"生"ものです。いくらロボットの記憶力が正確とはいえ、うまく動いてくれるかどうか、毎回実はドキドキしております。作・演出家の平田オリザさんも、「久しぶりにこんなにドキドキする。」と幕が開ける前におっしゃっていました。
それはもちろん誤作動のドキドキもあるのでしょうが、アーティストとして新しい試みを成しているということへの興奮もあるのだと思います。そして、その好奇心こそが芸術の最先端を探求し続ける原動力なのかもしれません。
演劇は体験です。見る角度によってもおそらく受ける印象が違います。本日のステージでも、半分の客席は笑い、半分の客席は静まり返るという場面があったように思います。
同じ作品を見ても、他の人が自分と同じ風景を観ているとは限りません。ぜひ、ご覧になった方同士でもお話してみてください。作品はそのたびに更新されることと思います。
また公演終了後も多くのお客様が残り、アフタートークは連日盛り上がっております。
ご来場のお客様は、思い思いに聞きたいことを質問し、アーティストさんとのコミュニケーションの場が生まれています。お客様が感じられた思いが大切で、芝居の内容は何かの意見や主義主張を押し付けるものではありません。あなたが感じたこと、そのままが作品なのです。あなたのロボット版『森の奥』を、ぜひ気軽に伝えてみてください。
それでは、未来でお会いいたしましょう。お待ちしております。
平田オリザ+石黒浩研究室(大阪大学)
ロボット版『森の奥』
公演日程
8/24(火)14:00(青年団の俳優によるアフタートーク)
8/24(火)19:00(平田オリザさんによるアフタートーク有り。アフタートークゲスト:鈴木寛【文部科学副大臣】)
当日券料金, 3,500円、両公演とも公演1時間前から小ホール入口において販売を開始いたします。
※当日券速報はツイッタ―をご覧ください→→→http://twitter.com/Aichi_Triennale
(H.I)
野村誠『プールの音楽会a concert in a swimming pool』練習進んでいます
2010/08/22 09:08|アーティスト
今度の土曜日、8月28日の11:30および15:30に開催される、野村誠パフォーマンス『プールの音楽会a concert in a swimming pool』の練習が進んでいます。しかし、2回目の練習もまだプールではできず、スタジオで行いました。

これは、5人の演奏者が5コースに分かれて泳ぎながら演奏するという練習。ちゃんと楽譜がある曲です。

これは、竹筒でできたフィリピンの楽器「トガトン」を使っての演奏。水に入れる竹筒の長さや太さがいろいろなので、音の高さはいろいろです。
バケツでの練習でさえ、水の音はいろいろ。実際にはどんな音楽パフォーマンスになるのか!?ぜひ本番を体験しにきてください。
★公演日時
8/28(土)11:30-12:00/15:30-16:00
★会場
名古屋市立冨士中学校
★入場無料ですが、整理券が必要です。整理券は公演当日10時から、愛知芸術文化センター地下2階プレイガイドで配布します。各公演100人、定員に達し次第配布終了。定員に余裕のある場合は、配付終了後も会場入口にて直接受け付けします。
★会場となる冨士中学校は愛知芸術文化センターの北東、徒歩3分程度です。
※当日は、屋外でご鑑賞いただきますので、日傘、帽子日差しを避けるグッズをお持ちください。また、飲み物を持ってお越しいただき、熱中症に気をつけましょう!!!
(A.F)
かぼちゃの自己消滅?!
2010/08/21 19:10|アーティスト
昨日のオープニングレセプションにいらっしゃっていた草間彌生さん。名古屋駅に到着後、実はスペシャルなことが起こっていたのですがご覧になった方、いらっしゃいますか?!
現在、ジェイアール名古屋タカシマヤ1階ではあいちトリエンナーレ応援企画として、あいちトリエンナーレ2010出展作家の作品が展示してあります。1階の総合案内付近には草間彌生氏による水玉かぼちゃのアート作品、「カボチャの自己消滅」が展示してあるのですが、今回その展示を見に行った草間彌生さん、作品名にちなんでご自身もカボチャの一部になってしまったのです!!!その様子がコチラ!

そしてその展示がなんと今月24日までとなっていますので、カボチャを目撃したい、という方はジェイアール名古屋タカシマヤへお急ぎくださいませ!もちろん、草間さんはいらっしゃいませんのでご了承ください。

その後は、トヨタ自動車の協力による「草間の水玉プリウス」で愛知芸術文化センターへ。レセプションでは、トリエンナーレの幕開けに素敵なスピーチで花を添えていただきました。こちらもレアショット!「草間の水玉プリウス」は、トリエンナーレ期間中、名古屋の街を走っています。栄地区によく出没しますので、探してみてくださいね!!
(A.M)
開幕式〜内覧会〜オープニングパーティー
2010/08/20 23:40|ニュース
本日は21日の開幕に先駆け、報道関係者やご招待者に向けて記者発表及び内覧会を行いました。

10時のスタートを待つ報道陣。


キュレーターガイダンスの様子(@愛知県立美術館)。

13時半からは開幕直前の記者発表。

70名の報道陣が参加。

そしてオープニングレセプション。

芸文センターの吹き抜けが特徴的なフォーラムにはアーティストや多くの関係者で溢れていました。
内覧会の出席者総数はなんと2000人。
またレセプション出席者は1300人、報道関係者は200人。
各方面からの期待を予感させるオープニングレセプションとなりました。
たった72日間だけの都市を舞台にした芸術祭「あいちトリエンナーレ」、いよいよ開幕です!
8月21日〜29日までのオープニングイベントスケジュールは
こちらからご確認ください。
みなさまと会場でお会いできること楽しみにしております!
(T.N)
ロボット、絶賛稽古中!!
2010/08/20 15:49|アーティスト
本番用に舞台も完成し、稽古も最終調整を残すのみとなった、ロボット版『森の奥』。
目の前を普通にロボットが動き回るというのは、なかなかに面白い光景です。
その模様を少しだけ、世界に先駆けアップします。
こちらです!

写真の上部に見えますように、英語字幕がついております。
外国のお友達も、安心してお誘いできる。そんなあいちトリエンナーレです(笑)
出演ロボットは三菱重工さんの「コミュニケーションロボット『WAKAMARU』」。
出演しているのは「イチロウ」君と「ヨシエ」さんの2体。
未来のロボットには性別があるようですね。

こちらはイチロウ君とあいちトリエンナーレ・キュレーターの唐津絵理氏のツーショット。
円らな瞳が意外と可愛らしい。
点々の眉毛が、名前の由来でもある【牛若丸】っぽく、愛らしいです。
さていよいよ、明日開幕する"あいちトリエンナーレ2010"。
まず始めに「ある未来の風景」、ロボットと人間の共演をご覧になってはいかがでしょうか?
目撃した人だけにしか、この「感動」を語ることはできませんよ。
平田オリザ+石黒浩研究室(大阪大学)
ロボット版『森の奥』
公演日程
8/21(土)14:00(アフタートークゲスト:安住恭子【評論家】)
8/21(土)19:00(アフタートークゲスト:須賀原洋行【漫画家】)
8/22(日)14:00(ひきつづき16:30よりシンポジウムを開催します)
8/23(月)19:00(アフタートークゲスト:はせひろいち【劇作家・演出家】)
8/24(火)14:00(青年団の俳優によるアフタートーク)
8/24(火)19:00(アフタートークゲスト:鈴木寛【文部科学副大臣】)
公演終了後、平田オリザ氏を交えてのアフタートークを開催予定
前売りチケット料金, 一般 3,000円/学生 2,000円、チケットぴあ、愛知芸術文化センタープレイガイドでなど取扱い。
チケット情報はこちら→→→http://aichitriennale2010-2019.jp/2010/tickets/
(H.I)
開幕まであと2日!長者町会場の様子。
2010/08/19 08:27|アーティスト
いよいよ「あいちトリエンナーレ2010」開幕まで残すところ2日となりました。
第一回目となる今回のテーマは「都市の祝祭 Arts and Cities」。現代アートが美術館や劇場だけでなく街なかに飛び出し、日常風景に魅力的な光景をつくり出していきます。そんな特徴的な場所のひとつ、名古屋駅と栄の間に位置する「長者町会場」の開幕2日前の様子をご紹介します。

ダヴィデ・リヴァルダ

KOSUGE1-16

キャプションの最終チェック中。


ルシア・コッホ

山本高之

青田真也

梅田哲也

志村信裕
※鑑賞時間が限られています。詳しくはこちら。

淺井裕介
※3カ所でご覧いただくことができます。詳しくはこちら。
72日間だけの街を舞台にした展覧会「あいちトリエンナーレ2010」をぜひお見逃しなく。
日常を彩る様々な作品との出会いをお楽しみください!
(T.N)
野村誠 「プールの音楽会」 練習開始!!!
2010/08/18 15:45|アーティスト
毎日暑く夏らしい日が続きますが、水を使った音楽の練習風景をご報告します。
プールを会場に、音楽作品を創りあげる野村誠さん。その音楽を野村さんと一緒に演奏する、地元の演奏家の方たちとの初顔合わせ&初練習が行われました。
自己紹介の後は、さっそく楽譜を渡され練習です。

これは何をやっているかというと・・・、バケツをプールに見立て、リコーダーを吹いているところ。リコーダーを、水に浅く浸けたり深く沈めたりしながら吹くと、音の高さが変わったり、音色自体が変化したり、音が生き物のように動き出します。
このほかにも、プールの5コースを進みながらバタ足でリズムを奏でるなど、プール+水+楽器、いろいろ組み合わせてこれまでにない音楽作品を発表しますので、みなさまぜひ会場にお越しいただき、楽しんでください!!!
★公演日時
8/28(土)11:30-12:00/15:30-16:00
★会場
名古屋市立冨士中学校
★入場無料ですが、整理券が必要です。整理券は公演当日10時から、愛知芸術文化センター地下2階プレイガイドで配布します。各公演100人、定員に達し次第配布終了。定員に余裕のある場合は、配付終了後も会場入口にて直接受け付けします。
★会場となる冨士中学校は愛知芸術文化センターの北東、徒歩3分程度です。
(E.O)
その時にも、人間はエンゲキを楽しんでいるだろうか?
2010/08/17 13:54|アーティスト
あいちトリエンナーレのオープニングを飾る作品、平田オリザ+石黒浩研究室(大阪大学)によるロボット版『森の奥』。本日、その脚本・演出を務める平田オリザさんが芸術劇場小ホールに到着されました。
世界初演となる、人間とロボットによる同時多発会話劇。おそらく伝説になるだろうステージの注目度は高く、新聞社やテレビなど各メディアから多数の取材依頼がありました。
着いて早々取材を受ける平田さん。お忙しい。

「今回は、『ロボットが普通にいる風景』を演劇にのせてお届けします。博覧会でもロボットが会話することはありますが、その場合私たちが抱く気持ちは『感心』以上のものはありません。しかし、私たちを『感動』させることがこの作品では可能になっている」とのことです。
写真は2年前の内部公開作品の様子です。

作品中では、ロボットと人間に差がなく、ごく普通に対話し、関わり合います。その姿は50年後、60年後の未来ではなく、もっと近い未来に訪れるだろう風景だそうです。そこまで、現代の科学は進歩しているのです。人間と変わらないパフォーマンスをするロボットが登場した時、私たちはどういう道を辿るでしょうか?
「アーティストの役目は、日常や固定観念を揺さぶること」とは平田さん。
作品の上演時間は1時間30分を予定しております。また、公演終了後に平田さんや役者さんによるアフタートークも催されます。直接聞きたいことをその場で質問できるというのも、演劇の魅力です。ぜひ劇場に足を運んでみてください。鑑賞の楽しみは、まだロボットには味わえませんから。
平田オリザ+石黒浩研究室(大阪大学)
ロボット版『森の奥』
公演日程
8/21(土)14:00(アフタートークゲスト:安住恭子【評論家】)
8/21(土)19:00(アフタートークゲスト:須賀原洋行【漫画家】)
8/22(日)14:00
8/23(月)19:00(アフタートークゲスト:はせひろいち【劇作家・演出家】)
8/24(火)14:00
8/24(火)19:00
公演終了後、平田オリザ氏を交えてのアフタートークを開催予定
前売りチケット料金, 一般 3,000円/学生 2,000円、チケットぴあ、愛知芸術文化センタープレイガイドでなど取扱い。
詳細はホームページチケット情報をご確認ください。
チケット情報はこちら→→→http://aichitriennale.jp/tickets/
(H.I)
水玉のプリウスが名古屋を走ります!
2010/08/08 12:44|ニュース
まだ宿泊先を決めてないあなたに朗報!
2010/08/06 18:20|ニュース
いよいよオープニングまで2週間、子どもたちも夏休みに入り、遠方のみなさまも名古屋に来る予定を立ててくださっている頃でしょうか?
(名古屋は今元気ですよ~名古屋開府400年祭も開催中、マスコットキャラクターのはち丸くんや名古屋城でのおもてなし武将隊も大人気!ぜひぜひトリエンナーレと一緒にお立ち寄りください^^)
そしてまだ宿を取っていないというあなたに朗報です。
宿泊券とあいちトリエンナーレの入場券がセットになったおトクなプランが各ホテルにて発売中!
ヒルトン名古屋では、1室2名様ご宿泊にチケットが2枚、朝食等が付いて¥23,000(税込)の夏休み宿泊券ギフトが発売中。
しかも10分の1の確率でスイートルームが当たるというから見逃せません。当たったらかなりラッキーです!
販売期間は8/15までなので気になる方はお早めに(お問い合わせはヒルトン名古屋052-212-1111まで)。
ほかにも数々のホテルでチケット付きのプランが出ていますので、参考にしてみてくださいね。
お得な宿泊プランの詳細については、こちら→→→お得な宿泊プラン等一覧.pdf
みなさまに名古屋でお会いできることを楽しみにしております!
(M.I)
平山素子パフォーマンス、クリエイション進行中!
2010/08/03 16:35|アーティスト