あいちトリエンナーレ

あいちトリエンナーレ2010 OFFICIAL Blog

チェルフィッチュ、世界初演作品が来名。

2010/09/22 21:19|アーティスト

今週末9月24日(金)より3日間、チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な別人である』の公演がおこなわれます。チェルフィッチュは国外進出を果たしている劇団で、日本のみならず現在ではアジア、欧州、北米など、海外に招聘されて活動されております。

5年前、第49回岸田戯曲賞を受賞した作品『三月の5日間』では「ダラダラとした若者言葉とノイジーな身体」が特徴とされていました。しかし、その表現方法だけにとらわれることなく、表象行為の在りようを根本から更新するため試行して、育んできたのが本作品『わたしたちは無傷な別人である』です。

20100922-5.jpg
プレビュー公演《わたしたちは無傷な別人であるのか?》Nobutaka Sato

カンパニーの方々は、本番に先立ってすでに名古屋入りしており、舞台では立てこみ作業が始まっています。出演者の方々も最終調整に余念はありません。

20100922-4.JPG

この作品は、今年2月に横浜でおこなわれたプレビュー公演を経て到達した、完成版として披露されます。この度あいちトリエナーレにて世界で初上演されるものですので、ぜひ劇場にお越しください。「前売り券を購入していない。それでも観たい!」という方も、開演1時間前より当日券が発売されますので、お早めにご来場ください。

本作品の上演時間は、1時間50分を予定しております。ロビーにて、過去作品のDVD・岡田利規さんの小説など、グッズを販売いたしますが、金曜・土曜の夜公演においては、劇場の都合上、終演後にいられる時間が短いため、お求めの方は開演前に購入されることをお勧めいたします。

チェルフィッチュ
chelfitsch
(岡田利規)
『わたしたちは無傷な別人である』【世界初演】
作・演出:岡田利規
出演:山縣太一/松村翔子/安藤真理/青柳いづみ/武田力/矢沢誠/佐々木幸子
■公演日時+アフタートークゲスト
9月24日(金)19:00[海上宏美]
9月25日(土)14:00[建畠晢(あいちトリエンナーレ2010芸術監督)]/19:00[岡田利規]
9月26日(日)14:00[塚原悠也(コンタクト・ゴンゾ)]

※あいちトリエンナーレチケット情報はこちら→→→http://aichitriennale.jp/tickets/
※あいちトリエンナーレTwitterやってます!
        当日券情報など、速報はこちら→→→http://twitter.com/Aichi_Triennale

(H.I)

野村誠、デルガド・フッシュのパフォーマンスの報告記事などはこちら

2010/09/22 17:55|ニュース

あいちトリエンナーレ2010も会期の後半に入ってきました。少し前に開催された、平田オリザ+石黒浩研究室『森の奥』囲み取材、野村誠パフォーマンス、およびデルガド・フッシュ パフォーマンスの様子をご紹介します。

平田オリザ+石黒浩研究室『森の奥』囲み取材
http://blog.aac.pref.aichi.jp/aac/2010/09/000355.html

20100922-1.jpg
野村誠レビュー
http://blog.aac.pref.aichi.jp/aac/2010/09/000359.html

20100922-2.jpg
デルガド・フッシュ
http://blog.aac.pref.aichi.jp/aac/2010/09/000362.html

実は、この記事の書き手は、愛知芸術文化センターで行っている「アートマネジメント実践講座」受講生の皆さんです。今年アートマネジメント実践講座は5つのコースに分けて開催していますが、その一つがブログ記事を書くという広報体験コース。その成果発表という形をとっていますので、記事は「愛知芸術文化センター舞台裏ブログ」に掲載しています。これからも時々載りますので、ぜひご覧になってください。

また芸術文化センター1階正面玄関左手にあるアートライブラリーは、芸術専門の図書館で、あいちトリエンナーレ2010に関連する資料を多数そろえて、集中的に展示しています。その情報も「愛知芸術文化センター舞台裏ブログ」に掲載しています。
http://blog.aac.pref.aichi.jp/aac/2010/09/000361.html

そしてその横にある「愛知県美術館ブログ」でも、あいちトリエンナーレ2010のことが時々紹介されています。

キッズトリエンナーレへようこそ
http://blog.aac.pref.aichi.jp/art/2010/08/000354.html

ぜひ時々、「あいちトリエンナーレ2010ブログ」とともに、「愛知芸術文化センター舞台裏ブログ」や「愛知県美術館ブログ」をのぞいてみてくださいね。

(A.F)