あいちトリエンナーレ

アーティスト

ティム・エッチェルス&ヴラトゥカ・ホルヴァ
《Over the Table》Courtesy of the artists
  • パフォーミング・アーツ
ティム・エッチェルス&ヴラトゥカ・ホルヴァ
Tim Etchells and Vlatka Horvat
『Over the Table』【世界初演】
9月22日(水)13:00-18:00
9月23日(木)13:00-18:00
9月24日(金)13:00-18:00
9月25日(土)11:00-16:00
9月26日(日)11:00-16:00
※あいちトリエンナーレ2010国際美術展チケットで入場可。

制作/出演:ティム・エッチェルス、ヴラトゥカ・ホルヴァ



《Over the Table》は5日間に及ぶティム・エッチェルスとヴラトゥカ・ホルヴァによる共同プロジェクトである。1時間に及ぶ即興ヴィデオ作品《Insult&Praises》(2003年)、《Threats&Promises》(2008年)、また5週間に及ぶ「ファックス・パフォーマンス」《To Bring Down a House》(2006年/2008年)など、これまでの共作に引き続き、本作は、2人のアーティストの呼びかけと応答からなる連続的な一連の行為である。公演時間中、彼らの共同作業はギャラリー・スペースの中で行われる《Over the Table》は、あらかじめ仕組まれたパフォーマンス的枠組みの範囲内で展開する、遊び心と競争心溢れる対話の連続、という形を取る。観客は公演時間中いつでも出入り自由、様々なタスクやパフォーマンスに取り組むアーティストたちと出会うことができる。現在進行形で起きているどんな出来事も平行して蓄積しながら、ギャラリー空間は、アーティストたちの多様な創作活動の痕跡として日々変化し、徐々に空間を埋め尽くしていく。

ティム・エッチェルス Tim Etchells
エッチェルスはパフォーマンスを基軸にヴィジュアル・アートやフィクションに至るまで、その活動は多岐にわたる。異なるメディアや文脈を横断して活動することで、新たな可能性の扉を開き、様々な方法により関連したアイデアにアプローチする機会、また自身が興味をもつテーマや体験に近づく機会を得ている。ソロ活動に加え、アートやパフォーマンスの領域における彼のプロジェクトの多くは、何らかの形で共同制作されてきた。エッチェルスは、1984年にイギリス、シェフィールドを拠点に結成されたパフォーマンス・グループ、フォースド・エンターテイメントを率い、多くのアーティストや振付家たちと活動してきた。マニフェスタ7(ロヴェレト、イタリア/2007年)、ヨーテボリ・ビエンナーレ 2009への参加、Gasworks(ロンドン/2010年)での個展、Kuenstlerhaus(ブレーメン/2010年)など、世界中に渡る活動を展開している。
http://www.timetchells.com/

ヴラトゥカ・ホルヴァ Vlatka Horvat
写真、ヴィデオ、パフォーマンス、コラージュ、インスタレーションなどヴラトゥカ・ホルヴァの制作スタイルは多岐に渡る。彼女の近作の中の多くは、空間を占拠すること、また人体と日常の品々、風景、創られた環境との間に潜む固定概念を探求している。近年の主な展覧会としては、MoMA PS1、Malborough Gallery、the Kitchen(全てニューヨーク)、annex14(ベルリン)、Galerie Xippas(パリ)、第11回イスタンブール・ビエンナーレに参加、などが挙げられる。また、ホルヴァのパフォーマンス作品はフェスティヴァルや公共空間など国際的な舞台で発表されている。
http://www.vlatkahorvat.com/

助成:ブリティッシュ・カウンシル

『Over the Table』【世界初演】
展示・公演場所

愛知芸術文化センター
(ギャラリーG )

期 間

2010年09月22日 ~ 2010年09月26日

↑TOPへ戻る