あいちトリエンナーレ2013 イベントレポート

パブリック・プログラム クロス・キーワード「建築から名古屋をおもしろく!若手建築家と学生の挑戦」開催レポート

2013/10/17 01:49パブリックプログラム

 9月20日、愛知芸術文化センター12階アートスペースGにて、パブリック・プログラム クロス・キーワード「建築から名古屋をおもしろく!若手建築家と学生の挑戦」を開催しました。ASIT主宰の三谷裕樹さん、元FLATの森田恭平さん、あいちトリエンナーレ2013芸術監督の五十嵐太郎さん、アーキテクトの武藤隆さんを迎えて、建築から名古屋を活性化させようとする取り組みについて紹介していただきました。
 今回のトリエンナーレで企画コンペにも参加しているASITは、2011年に三重大学の学生で結成された建築系学生団体。刺激を与えてくれる人や場所がない、という不満から立ち上げられ、「集まって考える」「人が集う場をつくる」ことを目的に、著名な建築家を招いて講評会を開いたり、学内にカフェ空間をつくったりするなどの活動を展開しています。
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パブリック・プログラム スポットライト【2013年9月14日(土)実施】
青木淳、杉戸洋(スパイダース)
同時開催=オープンアーキテクチャー09 名古屋市美術館

2013/10/16 10:00オープンアーキテクチャー, パブリックプログラム

 参加アーティストから直接に出品作品やその制作プロセスなどを聞くスポットライト。9月14日は建築家の青木淳さんとアーティストの杉戸洋さんを迎え、五十嵐太郎監督の進行のもと90分間のスライドトークが行われました。会場は、二人が結成したスパーダースの展示がある名古屋市美術館です。ケヤキ並木に囲まれた同館は、1987年、建築家の故・黒川紀章さん設計で建設されました。今回、同業である青木さんが、同館に展示が予定されているアーティストとの恊働でこの場所をどのように読み解きカタチにするのか、開幕前から大変注目されていましたが、今回のスポットライトにも、多くの方が足を運んでくださり大盛況でした。

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パブリック・プログラム アクセスプログラム「ベクトルワークショップ」開催レポート

2013/10/11 11:14パブリックプログラム

 8月23日(金)、快晴。まだまだ猛暑が続く中、アートを新たな視点から考えるツールづくりを目的としたベクトルワークシップを開催しました。

 午前10時。参加者と共に円陣を組んで、簡単なご挨拶、そしてお互いの自己紹介からスタート。参加者の中には、長野県からわざわざこのワークショップのために来場した方がいらっしゃいました。額縁・画材店を営む男性で、公式ガイドブックを見てこのプログラムの存在を知ったとのこと。ご自分の住む地域で小規模なアートイベントを行いたいという明確な思いがあり、そのリサーチも兼ねていらっしゃったそうです。

 今回のワークショップでは、「ベクトル」ということばが意味する「見る・考える視点・観点・角度」として、「79のキーワード」を活用しました。「79のキーワード」は、あいちトリエンナーレの企画スタッフがテーマを読み解き、78のことばにまとめ上げたもので、最後の1ワードは参加者の皆さんに発想していただく仕掛けを盛り込んだ「ことばの集」です。「家族」「受容」「静けさ」「身体」「ゲニウス・ロキ」「まなざし」そして「色」などのキーワードをとおして、0からの自由な解釈を探求するのではなく、テーマを解体した「これらの言葉の切り口」を最大限に生かし、作品を鑑賞した際の作品の見え方や解釈の方法を、参加者と共に考え、ツールとしての機能や可能性を見出す時間となりました。

パブリック・プログラム スポットライト「ヤノベケンジ」開催レポート

2013/10/08 10:23パブリックプログラム

 9月7日、愛知芸術文化センター12階アートスペースAにて、パブリック・プログラムスポットライト「ヤノベケンジ」を開催しました。今回は、大好評を博したトリエンナーレスクールに引き続き、ヤノベケンジさんを迎えてお話をお聞きしました。
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パブリック・プログラム クロス・キーワード「ベロタクシーを利用したトリエンナーレの楽しみ方」

2013/09/30 09:00パブリックプログラム

※オフィシャルブログは「イベントレポート」へと名称変更しました。今後ともよろしくお願いいたします。

 8月18日(日)、愛知芸術文化センターアートスペースGにて、パブリック・プログラム クロス・キーワード「ベロタクシーを利用したトリエンナーレの楽しみ方」を開催しました。ベロタクシーは、1997年にドイツで開発された自転車タクシーで、前回のあいちトリエンナーレ2010に引き続き、会場間をつなぐ移動手段として活用されています。今回のクロス・キーワードでは、ベロタクシーの運行を担う特定非営利法人HOMIES 理事長の高橋綾太さんを迎え、ベロタクシーを利用したトリエンナーレの楽しみ方を紹介していただきました。
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