あいちトリエンナーレ2013 イベントレポート

オープンアーキテクチャー「愛知産業大学言語・情報共育センター」の事前打ち合わせ

2013/07/26 00:30ニュース

 7月17日、あいちトリエンナーレ2013オープンアーキテクチャー主催企画のひとつ、愛知産業大学言語・情報共育センターに伺い、設計者のstudio velocity、大学担当者とともに事前打合せを行ないました。

250726blog01.jpg

トリエンナーレスクール「列島改造論2.0と名古屋・ソーシャルプローブ・プロジェクト構想」

2013/07/25 11:40トリエンナーレスクール

6月29日(土)、名古屋市美術館2階講堂にて、トリエンナーレスクールを開催しました。今回は、あいちトリエンナーレ2013参加アーティストの藤村龍至さんを迎え、「列島改造論2.0と名古屋・ソーシャルプローブ・プロジェクト構想」と題して、トリエンナーレで展開する《あいちプロジェクト》の背景となる「列島改造論2.0」と、《鶴ヶ島プロジェクト》についてお話しいただきました。会場には建築系の学生や建築ファンの方など、200人を超える来場者が詰めかけました。

250725Blog01.jpg

学校へのアーティスト派遣レポート(下道基行)

2013/07/17 15:48

 会期前に、参加アーティストが愛知県内の小・中・高等学校を訪れ、作品制作やワークショップを行いました。
 この授業での活動が、あいちトリエンナーレ2013の出品作品の一部となって、発表されています。

 それぞれのアーティストとの活動を経て、子どもたちから届いた感想やアーティストへのメッセージをご紹介します。

250717blog01.JPG

 トリエンナーレの出品作品制作のために、愛知県内の3校の中学校を訪れました。「14歳と世界と境」というテーマで特別授業を行い、生徒たちから集めた文章は納屋橋会場で作品の一部として発表されています。また毎週水曜に、中日新聞夕刊で同作品の連載をしています。1時限目はアーティストから子どもの頃の話やこれまでの制作活動、そして「アーティスト」という仕事をすることについて話を聞きました。2時限目、生徒たちはアドバイスを受けながら、それぞれの「境界」について文章にしました。

生徒からのメッセージ
・アーティストの方の授業は初めてで、とても楽しみでした。実際に授業を受けてみるとやはり、自分達とは少し違った世界間で日常を過ごしていて、とてもおもしろかったです。
・かわったおだい世界とさかいで、私がとくべつ思っているコトはなんだろう。帰る時、車に乗っている時、テレビをみている時、つねに考えるようになってました。いままで生活していた世界とちがった世界がありました。
・最初はトリエンナーレってなに?トリエンナーレがどういうことなのかもしらずに受けてたのですが、実際やってみると、少し楽しくなって下道さんと自分たちからみた世界を交換できたと思います。

 多くの生徒が身の回りの出来事を意識して言葉にしたことで、自分の考えがさらに広まったと感じたようです。

参考情報
 下道基行(http://aichitriennale.jp/artist/shitamichi_motoyuki.html

学校へのアーティスト派遣レポート(ままごと)

2013/07/11 16:07

 会期前に、参加アーティストが愛知県内の小・中・高等学校を訪れ、作品制作やワークショップを行いました。
 この授業での活動が、あいちトリエンナーレ2013の出品作品の一部となって、発表されています。

 それぞれのアーティストとの活動を経て、子どもたちから届いた感想やアーティストへのメッセージをご紹介します。

250711blog01.jpg

 子どもも大人も楽しめる作品『日本の大人』をトリエンナーレで世界初演したままごとは、愛知県内の小学校2校を訪れました。
 ことばとからだを使ったゲームをしたり、「今朝の教室の様子」を児童と一緒に演じたりして心と体をほぐしました。そして新作『日本の大人』の試演を鑑賞しました。この授業で児童から得た意見や反応、そして届いたメッセージを参考にして、作品を完成させました。

児童からのメッセージ
・まだ作っていると中の楽しくておもしろいげきを見せてくれて、ありがとうございました。私たちの学校のふうけいとかやってみて、少しきんちょうしたけど、やってみてなれると、すごく楽しくて、こんなことをやっているんだなあとか、よく分かって、げきをみてよかったなと思いました。
・朝はどんな感じかえんぎをしたけどさんこうになりましたか?将弘さんのボケみたいなのもおもしろかったし、由麻さんと博臣さんのせいと役もおもしろいし、由紀子さんの声も大きくてひびくようできこえやすかったです!とても最高のえんぎだったと思います。また本番も見にいきたいです。
・わたしはげきを見るのも好きだし、げきの役をえんじるのもすきなので、ままごとさんが教えてくれたことをいかして、秋にある学芸会がんばります。

 アーティストによる演劇を見る鑑賞体験は、とても興味深いことだったようです。

参考情報
 ままごと(http://aichitriennale.jp/artist/mamagoto.html