会期前に、参加アーティストが愛知県内の小・中・高等学校を訪れ、作品制作やワークショップを行いました。
この授業での活動が、あいちトリエンナーレ2013の出品作品の一部となって、発表されています。
それぞれのアーティストとの活動を経て、子どもたちから届いた感想やアーティストへのメッセージをご紹介します。
子どもも大人も楽しめる作品『日本の大人』をトリエンナーレで世界初演したままごとは、愛知県内の小学校2校を訪れました。
ことばとからだを使ったゲームをしたり、「今朝の教室の様子」を児童と一緒に演じたりして心と体をほぐしました。そして新作『日本の大人』の試演を鑑賞しました。この授業で児童から得た意見や反応、そして届いたメッセージを参考にして、作品を完成させました。
児童からのメッセージ
・まだ作っていると中の楽しくておもしろいげきを見せてくれて、ありがとうございました。私たちの学校のふうけいとかやってみて、少しきんちょうしたけど、やってみてなれると、すごく楽しくて、こんなことをやっているんだなあとか、よく分かって、げきをみてよかったなと思いました。
・朝はどんな感じかえんぎをしたけどさんこうになりましたか?将弘さんのボケみたいなのもおもしろかったし、由麻さんと博臣さんのせいと役もおもしろいし、由紀子さんの声も大きくてひびくようできこえやすかったです!とても最高のえんぎだったと思います。また本番も見にいきたいです。
・わたしはげきを見るのも好きだし、げきの役をえんじるのもすきなので、ままごとさんが教えてくれたことをいかして、秋にある学芸会がんばります。
アーティストによる演劇を見る鑑賞体験は、とても興味深いことだったようです。
参考情報
ままごと(
http://aichitriennale.jp/artist/mamagoto.html)