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「堀川文化を伝える会」会長の伊藤公夫さん
 前日降った雨で少しだけ涼しくなった9月1日、「あいちトリエンナーレ2013オープンアーキテクチャー 四間道・伊藤家住宅」が開催されました。
 地下鉄丸の内駅にて19名の参加者と待ち合わせ、堀川・四間道の町歩きスタートです。ガイドは「堀川文化を伝える会」会長の伊藤公夫さんにお願いしました。長年堀川文化に情熱を注いでいらっしゃる伊藤さんならではのエピソードと、ユーモア溢れる解説を交えながら、美濃忠、高橋邸、閑所、鬼頭家、旧船源商店、沖正商店と巡り、堀川に差しかかりました。堀川は、名古屋城築城の資材運搬と水運の利用を目的に開削された、
名古屋の三大運河のひとつです。『名古屋の歴史を知るなら堀川を学べばよい』という伊藤さんのお言葉どおり、名古屋の歴史に堀川は欠かせません。かつて堀川沿いには、材木屋や商家の蔵が多く立ち並び、堀川から蔵へ直接物資を運び入れていました。その際使用された物揚場を、現在も確認できます。そんな堀川に架かる五条橋。こちらは清洲の五条川に架けられていた橋で、清洲越しの際にそのまま移設され、その後コンクリート製に架け替えられたものです。