これまで手がけたプロジェクトの中には、例えば、あと少しの所で届かないバナナを取るために、既にある床をいったん壊して、バナナに手の届く高さの床（1.2ｍ）を、地域の人を巻き込みながら新たに作り直す、などといったプロジェクトも。こういったプロジェクトは『本末転倒型』と呼ばれたりしています。

　これまでも、まちをフィールドにしながら作品を作り上げていくことが多かったということで、「その場に合った『口実』をつくり、それを達成するために、いろいろな人を巻き込みながら作品を作り上げていく。その過程を含めて作品となる。あいちトリエンナーレ2013でも、まちをフィールドに、多くの人を巻き込んで作品を作り上げていきたい。いろいろな関わり方を用意していこうと思っているので、どうぞよろしくお願いします。」とまちの人に向けた呼びかけがありました。

　しゃべり場の締めくくりは、延藤先生による本日のまとめ。
　いつもどおり頭文字をつないでいっても『う・と・てん・つま・ほん・ごう・ごう』？
　"延藤先生、今日は調子悪かったかなぁ"と参加者が心配する中、笑顔の遠藤先生。「今日は逆から読んでみる」とひと言。

『ＧｏＧｏ！ホンマツテントウ！！』
拍手喝采！延藤先生、ナデガタとがっちり握手！会場は大盛り上がり！

　今回のしゃべり場では、あいちトリエンナーレ2013参加アーティストの菅沼朋香さんとドイツからリサーチのため来名中のインヴィジブル・プレイグラウンドの皆さんの紹介もありました。

　長者町のみなさん、作家のリサーチや作品制作など、これから一層のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。