あいちトリエンナーレ

あいちトリエンナーレ2010 OFFICIAL Blog

あいちトリエンナーレスペシャルグッズ、進行中!!

2010/05/30 16:42|ニュース

あいちトリエンナーレでは現在ピンバッジやクリアフォルダといったオリジナルグッズをミュージアムショップやアートショップ等で販売中ですが、他にも参加アーティストの方々と様々なグッズの制作を進行中です。先日もパフォーミング・アーツ部門の参加カンパニー「ニブロール」の衣装担当であり、「ニブロール・アバウトストリート」という自身のファッションブランドのデザイナーとしても活躍されている矢内原充志さんとオリジナルグッズの打ち合わせをしてきました。

「ニブロール」は、振付家、映像作家、音楽家、ファッションデザイナー、照明美術家など各界で活躍するディレクター集団で構成され、最先端の「複合舞台芸術」を展開するアーティストグループとして国内外で活躍しています。愛知では09年にダンス、音楽、演劇等の舞台芸術と、先鋭的な美術表現とが一体化した「複合舞台芸術」の紹介公演として、『no direction』という作品を上演していただきました。ポップなデザインの衣装が印象に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

◆ニブロールHP →→→http://www.nibroll.jp/

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撮影:南部辰雄

先日打ち合わせを行わせていただいた南青山の「Asobot」では、当日はちょうど「ニブロール・アバウトストリート」の2010-11A/Wの新作展示会が行われていました。

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オリジナルで制作した色々なテキスタイルを見せていただきつつ、普段の制作のプロセスについてもインタビュー。

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今回もトリエンナーレオリジナルでのバッグやTシャツ等、実用的かつ素敵なアイテムを制作していただいています。パフォーミング・アーツ部門での参加アーティストだからできる、スペシャルなグッズをトリエンナーレ期間中には皆さまにお目にかけたいと思いますのでお楽しみに!

そして、パフォーミング・アーツの公演チケットも絶賛発売中ですので、ぜひお早めにお買い求めください。小ホールでの公演がほとんどですので座席が意外と少ないのです。ちなみに通し券はあっという間に完売となってしまいました。これから購入を考えていた皆さまごめんなさい!!というわけで、チケットのお求めはお早めに!!

チケット情報はこちら→→→http://aichitriennale2010-2019.jp/2010/tickets/

(K .Y)

著名人・文化人によるチャリティー美術展に行ってきました!

2010/05/28 18:15|ニュース

 先日、栄にあるSMBCパーク(三井住友銀行のところの2Fですよ~)で開催中の「著名人・文化人によるチャリティー美術展」に行ってきました。

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あいちトリエンナーレを広く知ってもらいたいという思いが込められた展覧会なのですが、出展者のリストを見てみると各界を代表するような有名人ばかり。

たとえば、
中日ドラゴンズコーチ、井上一樹さん

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ハンマー投げのオリンピック選手
室伏広治さん

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みなさん本業以外にも多才でいらっしゃいます。
神田知事もかわいらしい富士山の絵を出品されていました。

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他にも
愛知芸術文化センター総長の島田章三さん

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元内閣総理大臣の海部俊樹さん

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そう、初日には、神田知事やボストン美術館館長の馬場俊吉さんなどもいらして、会場は終始和やかな雰囲気でした。

展覧会は5月30日(日)までとなっておりますので、お早めにご来場くださいませ~

(M.I)

志村信裕さんが再び名古屋に!!

2010/05/26 20:01|アーティスト

 東京在住のアーティスト、志村信裕さんがリサーチにいらっしゃいました。
 トリエンナーレでは、夜の時間帯に長者町会場で映像作品を展開する予定の志村さん。今回は、長者町だけでなく名古屋城や大須など様々な場所を調査されました。その他にもトリエンナーレTVの取材やスクールでの講演など、多忙なスケジュールのなかでの名古屋滞在となりました。

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▲庇を確認中の志村信裕さん

 トリエンナーレTVの取材では、長者町ならではのアーケードのような庇(ひさし)について熱く語ってくださいました。展示に庇を使う予定ということで、まちにある庇をめぐりながら取材は続きます。色々と話を聞くうちに、志村さんにインタビューしていたカメラマンの方も庇のとりこに。言われてみると、強烈な存在感のある長者町の庇が気になって仕方なくなります。。

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 トリエンナーレスクールでは、黄金町バザール2009や台北国際芸術村で発表した作品の紹介や、制作中のエピソードなどを、画像や映像を交えて話してくださいました。いつもは少し遠い存在に思えるアーティストですが、時には笑いもある和やかな授業を通して、受講者の皆様との距離が一気に縮まったようでした。また受講者の皆様にとっても、アーティストの声を直接聞ける貴重な場となったと思います。

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 実は志村さん、大の中日ファンだそう。次回の滞在ではナゴヤドームの観戦を楽しみに、制作を頑張りたいとのこと。

 夜になると突如現れる志村さんの作品。どのような作品になるのか今からドキドキです。みなさんご期待ください!
(M.K)



東海歴史散歩ータチアナ・トゥルーヴェ リサーチー

2010/05/26 19:58|アーティスト

 アイスランド火山噴火の影響で一旦来日予定がキャンセルとなっていたタチアナ・トゥルーヴェが、5月中旬にリサーチに来ました。
 フランスで最も権威ある現代美術賞、マルセル・デュシャン・プライズを2007年に受賞しているタチアナは、建築物の内部構造の要素や、外にある削り出した石など自然の要素を抽出して部屋の内側と外側があいまいで、感覚をゆっくりと狂わせるようなインスタレーションを構築します。

 彼女の作品は、別の世界へとつながる不穏で静謐な境界のようですが、タチアナ自身は動物が大好き、日本大好きのふわりとした素敵な女性です。

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 写真は徳川園にて、美しい模様に感嘆しつつ、鯉の額を撫でているところ。鯉の額は絹のような柔らかい肌触りらしいです。

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 こちらは伊勢神宮にて。自然物をインスタレーションの構成要素とすることも多く、日本特有の石の模様や、年を重ねた見事な木々を保護する藁や木の皮と鋼のバランスなど、興味深く観察していました。

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 伊勢神宮への参道に由緒ある金物屋さんを発見。日本刀から植木ばさみに至までずらりと並んだその美しさと、伝統的な店構えに吸い寄せられるように店内へ。とても親切な対応で、色々とご説明をいただいたお店の方々、ありがとうございました。

 あいちでは、どのような空間が現れるのでしょうか。どうぞご期待ください。
(E.N)


Forest Princeーボリス・シャルマッツ リサーチー

2010/05/26 19:53|アーティスト

 5月のGWシーズン、ボリス・シャルマッツ(レンヌ/フランス在住)が下見のため、直前の仕事先、ベイルートから名古屋に来ました。
 2011年アヴィニョン・フェスティバルにアソシエイト・アーティストとしての参加が決定し、パフォーミングアートで今最も注目されている若手アーティストの一人です。

 今回はその多忙なスケジュールの中、2泊3日にて愛知で予定の《Quintette Cercle》と《héâtre-élévision》のリサーチです。

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 写真は納屋橋会場にある《héâtre-élévision》設置予定場所です。この空間がミニマルな現代の廃墟のような雰囲気になりそうです。

 《héâtre-élévision》は、国際美術展チケット以外に別途チケットが必要になります。1時間、1観客のためだけの特殊な体験型映像インスタレーションになり、会期中を通しての開催です。チケット情報など詳細は決まり次第公式ウェブサイトなどでお知らせいたします。

 Living Artであるパフォーミングアートが、その命ともいうべきスペクタクル性を奪われたとき、どのような表現として存在できるのでしょうか。本作タイトルに使用されている言葉に、それぞれTを付け加えてみると、込められた意味を知る手がかりとなるかもしれません。

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 《Quintette Cercle》は屋外でのパフォーマンスとなり、刻々と移り変わる空の変化も舞台装置の一つとなります。日程は9月4日[土]、5日[日]の2日間。場所柄チケットフリーの予定です。場所など詳細はウェブサイトなどで発表します。みなさま是非ご来場ください。
(E.N)

まことクラヴの遠田誠さんが名古屋に!!

2010/05/12 14:30|アーティスト

 屋外パフォーマンスとしてトリエンナーレに参加していただく、「まことクラヴ」の遠田さんが下見にいらっしゃいました!

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 以前お越しいただいたコンタクト・ゴンゾさんに引き続き今回の下見も雨・・・・・。

 さて、雨もなんのその!精力的に候補地を見て回りました。

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 長者町のビルや神社、地下街、愛知芸術文化センター内などなど・・・・・。その中でいくつか遠田さんの心を動かした場所があり、パフォーマンス会場となりそうです。
 日程は、9/4(土)、9/5(日)の2日間。皆さまぜひご来場ください。

 ちなみに・・・・・ 遠田さんのジャケット、とてもファンキー!せっかくなのでアップでどうぞ〜。

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 このジャケットを着こなせる遠田さん、素敵です。  
(E.O)

あいちトリエンナーレ2010PRパフォーマンス隊が、装いも新たに活動を開始しました。

2010/05/10 14:23|ニュース

平成22年度は、5月3日(月・祝)から活動開始です。

親しみやすく、可愛らしい衣装にリニューアルされたPRパフォーマンス隊、
まずは、白川公園へ。

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多くの家族連れで賑わう、名古屋市美術館付近でパフォーマンスを行いながら、トリエンナーレのPRを行いました。

中には、PRパフォーマンス隊の登場に、戸惑っていた子どもたちもいましたが・・・

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すぐに打ち解け、最後は、一緒にパフォーマンスを楽しんでいました。

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子どもたちが楽しんでいる間に、お父さん、お母さんには、トリエンナーレの説明をじっくりとします。多くの方から「面白そうなので見に行きたい」と言っていただけました。

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5月3日(月・祝)~5日(水・祝)は、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)でもPR活動を行いました。

愛・地球博記念公園も、ゴールデンウィークとあって、多くの家族連れで賑わっており、多くの方にトリエンナーレをPRすることができました。

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今後も、PRパフォーマンス隊はいろいろなところへ出没し、パフォーマンスをしながらトリエンナーレのPR活動を行います。ぜひ、会いに来てくださいね。

今後の活動予定等は、ホームページをご覧ください。
http://www.tri2010-fushimi.com/pr/index.html

(Y.Y)

台北にて記者会見を行いました。

2010/05/07 14:18|ニュース

あいちトリエンナーレでは、これまで国内で数回の記者会見を行ってきましたが、より多くの方にその存在と内容を知っていただくべく、ついに日本を飛び出し、4月30日(金)台北にて会見を行いました。

名古屋から台北までは、飛行機で約3時間。名古屋-台北間でのアーティストの行き来や、アートシーンでの交流も増えてきています。

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会見の会場は今年2月末にオープンしたばかりの台北コンテンポラリーアートセンター(TCAC)。若いアーティストやキュレーターによって運営されている非営利の組織で、台湾のアートシーンを牽引していく存在として注目と期待を集めています。まさに、あいちトリエンナーレ2010をアピールするのにぴったりのスポット。少し年季が入ったビル1軒を丸ごと改装して誕生したTCACには複数の部屋があり、展示やレクチャーなど多様なプログラムが同時並行で開催されているようです。記者発表は、2階の最も広いスペースで行いました。

当日、会場には早めの時間から来場者が。プレスの方のほか、アート関係者、学生など、様々な方にご来場いただきました。

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会見は、日本交流協会台北事務所の馬場克樹氏の言葉で幕を開けました。次に、芸術賞の主催など、台湾で様々な芸術支援を行う機関である台新銀行文化芸術基金のアートディレクター、李玉玲氏に特別ゲストとしてご挨拶いただきました。その後、建畠晢芸術監督がトリエンナーレのコンセプトや参加アーティストの紹介を行いました。最後は台北出身の参加アーティストである黄世傑(ホアン・スー・チエ)、そして蔡國強、草間彌生からのビデオメッセージが映し出されて、期待が高まったところで閉会となりました。

会場ではチケットも販売し、ご購入がありました!すでに来場を心に決めてくださったのは大変うれしいことです。会場では多くの方から、「是非観に行きたい。」という声を聞くことができました。

TCAC運営メンバーの方々、司会進行の金島隆弘さん、通訳の黄姍姍さん、台北アートフェアの林怡華さんをはじめ、記者発表の運営にご協力くださったみなさま、まことにありがとうございました。海外からも多くのアートファンに訪れていただくために、事務局では国外へ向けた広報を引き続き積極的に行っていきます。


台北コンテンポラリーアートセンター
http://www.tcac.tw/

(R.A)