あいちトリエンナーレ

あいちトリエンナーレ2010 OFFICIAL Blog

台北にて記者会見を行いました。

2010/05/07 14:18|ニュース

あいちトリエンナーレでは、これまで国内で数回の記者会見を行ってきましたが、より多くの方にその存在と内容を知っていただくべく、ついに日本を飛び出し、4月30日(金)台北にて会見を行いました。

名古屋から台北までは、飛行機で約3時間。名古屋-台北間でのアーティストの行き来や、アートシーンでの交流も増えてきています。

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会見の会場は今年2月末にオープンしたばかりの台北コンテンポラリーアートセンター(TCAC)。若いアーティストやキュレーターによって運営されている非営利の組織で、台湾のアートシーンを牽引していく存在として注目と期待を集めています。まさに、あいちトリエンナーレ2010をアピールするのにぴったりのスポット。少し年季が入ったビル1軒を丸ごと改装して誕生したTCACには複数の部屋があり、展示やレクチャーなど多様なプログラムが同時並行で開催されているようです。記者発表は、2階の最も広いスペースで行いました。

当日、会場には早めの時間から来場者が。プレスの方のほか、アート関係者、学生など、様々な方にご来場いただきました。

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会見は、日本交流協会台北事務所の馬場克樹氏の言葉で幕を開けました。次に、芸術賞の主催など、台湾で様々な芸術支援を行う機関である台新銀行文化芸術基金のアートディレクター、李玉玲氏に特別ゲストとしてご挨拶いただきました。その後、建畠晢芸術監督がトリエンナーレのコンセプトや参加アーティストの紹介を行いました。最後は台北出身の参加アーティストである黄世傑(ホアン・スー・チエ)、そして蔡國強、草間彌生からのビデオメッセージが映し出されて、期待が高まったところで閉会となりました。

会場ではチケットも販売し、ご購入がありました!すでに来場を心に決めてくださったのは大変うれしいことです。会場では多くの方から、「是非観に行きたい。」という声を聞くことができました。

TCAC運営メンバーの方々、司会進行の金島隆弘さん、通訳の黄姍姍さん、台北アートフェアの林怡華さんをはじめ、記者発表の運営にご協力くださったみなさま、まことにありがとうございました。海外からも多くのアートファンに訪れていただくために、事務局では国外へ向けた広報を引き続き積極的に行っていきます。


台北コンテンポラリーアートセンター
http://www.tcac.tw/

(R.A)