あいちトリエンナーレ2013 イベントレポート

アートラボあいち情報(ポロック展ワークショップ)

2011/12/05 15:22

愛知県美術館で開催中の「生誕100年 ジャクソン・ポロック」展の関連企画ワークショップ「ドリッピングに挑戦しよう」が12月3日(土)にアートラボあいち2階にて開催されました。

ワークショップでは、「私がポロック」「みんなでポロック」と題して2つのプログラムが行われました。
会場雰囲気.jpg

 

「私がポロック」では、B5サイズくらいのキャンバスペーパー(画用紙の表面にキャンバスのような凹凸が加工されたもの)に、ポロックの特徴的な技法であるドリッピング(滴らし)やポーリング(流し込み)などを使って、参加者オリジナルの作品を制作しました。

私がポロック01.jpgのサムネール画像

 

絵具は、黒・白・赤・青・黄の5色。混ぜて自分の好きな色を作っている方もいました。
参加者の方それぞれ個性的でステキな作品ができました。
私がポロック02.jpg 

 

 

 

もうひとつのプログラムの「みんなでポロック」では、約1.5m×3mのキャンバスを床に敷いて、まさにポロックのように、絵具を画面へと流し込んだり、飛び散らせたりしました。

みんなで01.jpgのサムネール画像

 

広範囲への飛び散りを見越して、会場の壁に養生をしましたが、案の定天井へも絵具が飛んでいました。
みなさん張り切って絵具を使ってくれましたので、とても迫力のある作品ができあがりました。

みんなで02.jpg

 

 

キャンバスは2枚使用し、雰囲気の異なる作品が完成。出来上がった作品は翌日展示しました。

 

みんなで前半.JPG

みんなで後半.JPG

 

今回のワークショップでは、途中で用意していた絵具を使い切ってしまい、絵具を追加で調達しました。ポロックがいかに大量の絵具を使って描いていたかがわかるプログラムでした。