10月16日(日)、岡崎の会場の一つ「六供会場」近くのグラスパークビル2階にて、アーティストトーク「関口涼子+フェリペ・リポン×港千尋」が開催されました。当日は10:30からの開催にもかかわらず、岡崎近隣の方を中心に多くの参加者が集まりました。
イベントレポート
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「関口涼子+フェリペ・リポン×港千尋」
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「野村在」
9月22日(木・祝)、岡崎シビコ6階にて、あいちトリエンナーレ2016参加アーティストの野村在さんのアーティストトークが開催されました。進行役は、あいちトリエンナーレ2016国際展キュレーターの金井直です。
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「中村裕太 エドワード・モースの触手 -シャミセンガイから縄文土器、日本陶磁まで」
9月18日(日)、愛知芸術文化センター8階プラットフォームにて、あいちトリエンナーレ2016国際展参加アーティストの中村裕太さんによるアーティストトーク「エドワード・モースの触手 -シャミセンガイから縄文土器、日本陶磁まで」が開催されました。進行役はあいちトリエンナーレ2016芸術監督の港千尋です。
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「佐々木愛」
9月11日(日)、豊橋の会場の一つ「豊橋駅前大通会場」の開発ビル6階会議室にて、あいちトリエンナーレ2016国際展参加アーティスト、佐々木愛さんのアーティストトークが行われました。進行役は、あいちトリエンナーレ2016国際展キュレーターの金井直です。
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「岡部昌生」
9月3日(土)、名古屋市美術館2階講堂にて、あいちトリエンナーレ2016参加アーティスト、岡部昌生さんによるアーティストトークが開催されました。進行役は、あいちトリエンナーレ2016芸術監督の港千尋です。
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「松原慈」
8月15日(月)、愛知芸術文化センター8階プラットフォームにて、あいちトリエンナーレ2016国際展参加アーティストの松原慈さんによるアーティストトークが開催されました。今回のアーティストトークは、松原さん自身による作品の朗読を含むパフォーマンスの形を取りました。松原さんは1977年に東京都で生まれ、現在はモロッコと東京を拠点に活動しています。多様な表現によって演出された空間を作りだす松原さんの作品は、その背後にさまざまな物語を含んでおり、今回はそうした物語について語っていただきました。
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「タロイ・ハヴィニ」
8月14日(日)、愛知芸術文化センター8階プラットフォームにて、あいちトリエンナーレ2016参加アーティストのタロイ・ハヴィニさんのアーティストトークが行われました。進行役は、あいちトリエンナーレ2016芸術監督の港千尋です。
2017年03月01日 アーティストイベント
レクチャー「沖縄-ソウル:アジア/アート/女性の視点から自作を語る」
8月13日(土)、愛知芸術文化センター8階プラットフォームにて、レクチャープログラム「沖縄-ソウル:アジア/アート/女性の視点から自作を語る」が開催されました。ゲストはあいちトリエンナーレ2016国際展参加アーティストのソン・サンヒさんと山城知佳子さんです。名古屋での第一回目となるレクチャープログラムは、ソンさんと山城さんが映像を見せながら過去の作品を振り返りつつ、その流れで今回のトリエンナーレにおける自作を語るという貴重な時間となりました。
2017年03月01日 アーティストイベント
アーティストトーク「グリナラ・カスマリエワ&ムラトベック・ジュマリエフ」「ヨルネル・マルティネス」
オープニングウィークの8月13日(土)、豊橋の会場の一つ「豊橋駅前大通会場」開発ビル6階会議室にて、あいちトリエンナーレ2016国際展参加アーティストのグリナラ・カスマリエワ&ムラトベック・ジュマリエフとヨルネル・マルティネスさんのアーティストトークが2本立てで行われました。グリナラ・カスマリエワ&ムラトベック・ジュマリエフはキルギス、ヨルネル・マルティネスさんはキューバを拠点に活動していますが、この2国の作家が日本の国際展で紹介されるのは珍しく、その意味でも貴重な機会となりました。
2017年03月01日 アーティストイベント
シンポジウム「トランスディメンション―イメージの未来形」/アーティストトーク「シュレヤス・カルレ」
8月12日(金)、岡崎市の図書館交流プラザりぶらにて、シンポジウム「トランスディメンション―イメージの未来形」とアーティストトーク「シュレヤス・カルレ」が開催されました。
2016年09月22日 アーティストイベント
アーティストプログラム コラムプロジェクト「交わる水―邂逅する北海道/沖縄」によるプログラム 『旅するお弁当』
今回のトリエンナーレの特徴のひとつであるコラムプロジェクトから、「交わる水―邂逅する北海道/沖縄」によるプログラム『旅するお弁当』を9月3日(土)に開催しました。会場は愛知県児童総合センターのキッチンスタジオです。
コラムプロジェクト「交わる水―邂逅する北海道/沖縄」は、北海道出身のアーティスト端聡さんと沖縄出身のキュレーター町田恵美さんらによるプロジェクトで、それぞれの土地に関する映像やテキスト、ゆかりあるアーティストの作品展示などが栄会場の中央広小路ビル2階でおこなわれています。食の観点からのアプローチとして、北海道と沖縄の食材を使って『旅するお弁当』が企画されました。実施にあたり、ゲスト講師として東京を中心に活動している山本千織(chioben)さんにきていただきました。http://chioben.ko-me.com
2016年06月02日 アーティストイベント
「大愛知なるへそ新聞社」プロジェクト参加者募集説明会開催!
あいちトリエンナーレ2016出品作家、山田亘(やまだ こう)氏は、「なるへそ新聞社」を主催し、これまで大阪の西成やドイツのベルリンなどで、街の記憶を取材・報道する参加型の手書き新聞プロジェクト「なるへそ新聞」を発行してきました。
あいちトリエンナーレ2016では、「大愛知なるへそ新聞社」を開設し、「大愛知なるへそ新聞」を発行します。そこで、一緒に新聞を作ってくれるボランティア参加の方々を募集するための説明会が5月21日(土)、新聞準備編集部となる長者町地区の「学書ビル」で開催され、プロジェクトに興味を持つ約30名の方々にお集まりいただきました。
山田氏から、なるへそ新聞についての説明、大愛知なるへそ新聞の制作の流れ、プロジェクトの活動内容の説明があり、参加者からは多くの質問が出て、活気あふれる2時間となりました。山田氏の軽妙なお話に来場者の笑いが絶えず、また、副編集長としてこのプロジェクトにご参加いただく村田仁氏も加わり、終始明るく和やかな雰囲気でした。
2016年04月21日 アーティストイベント
長者町・まちのしゃべり場:「まちのしゃべり場2016」第3回目開催!! 〜CHOJAMACHIにアーティストがやってきた(2)〜
長者町地区でまちの人、まちに関心をもつ人に向けて開かれる「まちのしゃべり場」。あいちトリエンナーレ2016本番年となる本年は、まちとアートをテーマに行われます。その第3回が3月24日(木)に長者町地区にある名古屋センタービルの竹中工務店社員食堂をお借りして開催されました。
2016年03月31日 アーティストイベント
長者町・まちのしゃべり場:「まちのしゃべり場2016」第2回目開催!! 〜CHOJAMACHIにアーティストがやってきた(1)〜
長者町地区でまちの人、まちに関心をもつ人に向けて開かれる「まちのしゃべり場」。あいちトリエンナーレ2016開催年となる本年は、まちとアートをテーマに行われます。その第2回目が3月7日(月)に長者町地区にある名古屋センタービルの竹中工務店社員食堂をお借りして開催されました。
2016年03月01日 アーティストイベント
長者町・まちのしゃべり場:「まちのしゃべり場2016」はじまる!!~世界の共通語CHOJAMACHIへ~
長者町地区でまちの人、まちに関心をもつ人に向けて開かれる「まちのしゃべり場」。あいちトリエンナーレ2016開催年となる本年は、まちとアートをテーマに行われます!その第1回目が1月29日(金)に長者町にある名古屋センタービルの竹中工務店社員食堂をお借りして開催されました。
2016年01月14日 アーティストイベント
リビジウンガ・カルドーゾによるパブリックトークイベントが行われました
2015年10月12日(月・祝)連休最終日に、あいちトリエンナーレ2016への参加が決まっているアーティスト、リビジウンガ・カルドーゾによるパブリックトークをアートラボあいち大津橋で開催しました。
ブラジルを拠点に活動するカルドーゾは、今回初めて日本を訪れ、来年の展示に向けた会場の視察や作品制作のためのリサーチを行いました。帰国直前のタイミングで開催された今回のトークでは、壁面に映像をプロジェクションしながら、作品の紹介はもちろん、日本に滞在した感想やあいちトリエンナーレ2016で発表する作品にもつながる今後の展望など語ってくれました。
トーク前半のテーマは、制作時の思考について。まず挙げられるのは、公共性に対する考えです。これまでの彼の作品は、インスタレーション、展覧会、ワークショップ、パフォーマンス、公共彫刻プロジェクト、共産主義プロパガンダに関する実験のようなプロジェクトなど、テーマに応じて多岐にわたる手法で表現されてきました。しかし、作品に使用されているサウンド、イメージ、テキストが全てオープンソースやフリーソフトに関連している点で共通しています。彼の考えは、著作権や所有するという概念から相反する所にあるのです。
もう一つ、彼にとって重要なテーマの一つとして、「ポストコロニアル」があげられます。直訳すると、「ポスト植民地主義」の意味ですが、このポストコロニアルについての議論はブラジル国内で今でも活発に行われており、ブラジルに出自を持つカルドーゾにとって、制作する上でこの観点を取り入れることは自然なことでした。そして、この時代に対する思考から、現代にみえる近代的な事柄の背景には、原始的な事柄が潜む、つまり近代と現代はコインのように表裏一体であるという考えを持つようになりました。
こうした考えをもとに、2009年から2015年の期間は「レアンドロ・ネレフ」というアーティスト名で、地政学や社会の歴史、ユートピア思想に関心を持って活動してきたのです。トークの後半では、この期間に制作された3つの作品を、映像や画像で示しながら紹介してくれました。
あいちトリエンナーレ2016に参加する際のアーティスト名も同様ですが、2015年からは「リビジウンガ・カルドーゾ」という名で活動を始めています。
アーティスト名を変えた理由として、これまでの思考に限界を感じたことをあげ、その経緯を説明してくれました。「レアンドロ・ネレフ」時代の活動を経て、ある地域に着目するポストコロニアリスムは過去から現在につながる一直線状の歴史観で物語ることが重視されていますが、同時多発的にさまざまな尺度で物事が動く現在において、もっと多角的に世界を捉える必要があると感じたこと。そこで、より文化人類学的なこと、物質学や地質学のような地球全体に由来する分野に視点を移したことが大きな理由だそうです。
最後に、「リビジウンガ・カルドーゾ」の今後の活動として、鍵となる文化人類学的な視点で取り組む重要性をあげました。世紀末的な思考ではなく、コモンライフ=人類の共生に向けて、木や岩に精神を見いだす日本の神道やアミニズム思想などにも通じる、もっと昔にあった人類の英知や自然に立ち返える必要があるとのことです。
質疑応答の時間では、日本滞在の感想を尋ねられ、名古屋、岡崎、豊橋、常滑、浜松、東京、京都の7都市を巡る中で浜松や常滑に親近感を覚えたこと、岡崎の和太鼓屋を訪れた際には東京で見た速く走る車よりも最先端のテクノロジーを感じたことを語りました。
続く質問では、これまでの活動に対して、また、ポストコロニアリスムから関心が移った経緯についてもう少し聞かせてほしいなど、彼の作品について掘り下げる質問が続き、今回のトークが、作家に対して、制作に対して、深い興味を持っていただける機会になったように感じました。
あいちトリエンナーレでは、来年の会期にむけてアーティストが続々とあいちに来て、リサーチや会場視察を行う予定です。今回の観客のみなさまの感想も受け、今後もこういったアーティストによるパブリックトークイベント等を開催していけたらと考えていますので、機会がありましたらぜひご参加ください。
(あいちトリエンナーレ2016アシスタントキュレーター 板垣美香)