サティの「パラード」

『サティの「パラード」』 2016 photo:山村浩二

上映情報

会場
N95
愛知芸術文化センター 
12F アートスペースA
日時
短編集1
8月20日(土)19:40、21日(日)19:35、
9月3日(土)13:40、11日(日)14:20
会場
T23
豊橋市公会堂
日時
短編集1
9月30日(金)19:00
リンク
9月30日(日)ゲストトーク詳細

山村 浩二

YAMAMURA Koji

1964年愛知県生まれ
東京都拠点

1990年代に『バベルの本』(1996)など、子供向けアニメーションを多彩な技法で制作。2002年の『頭山』は、同題の落語をモチーフに、語りと動きが有機的に連動し、シュルレアリスティクな飛躍とユーモアを巧みに融合させた作品で、アヌシーやザグレブなど世界の主要な6つの映画祭でグランプリを受賞した。続く『カフカ 田舎医者』(2007)では不条理文学をモチーフに、『マイブリッジの糸』(2011)では映画前史の映像化を試みて、その作品世界を深化させた。
最新作『サティの「パラード」』(2016)は、フランスの作曲家エリック・サティの生誕150年と、彼がバレエリュスのために作曲した『パラード』(1916)の作曲100年となることから企画。サティのエッセイも引用しつつ、この公演に携わったアーティストをモチーフにしたキャラクターも登場させて、祝祭的なパレードが続く、ユニークで楽しい超現実的バレエ映像となった。演奏は、ウィレム・ブロイカー楽団。