ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ

Wendelien VAN OLDENBORGH

1962年ロッテルダム（オランダ）生まれ
ロッテルダム（オランダ）拠点

彼女のリサーチは数々の社会的な問題へと向けられており、映画とインスタレーションを通して、さまざまなレベルで公的な層を研究している。ファン・オルデンボルフの映画は公共のスペースで撮影されることが多く、台本もしばしば一般参加者との協同により書き進められる。こうした実践そのものがプロジェクトの最終形態に絶えず影響を及ぼすことになる。近年では、キエフ・ビエンナーレ（ウクライナ、2015）、Van Abbemuseum（アイントホーフェン、オランダ、2014）、第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ（2011）、第4回モスクワ・ビエンナーレ（2011）、第29回サンパウロ・ビエンナーレ（2010）、第11回イスタンブール・ビエンナーレ（2009）などに参加している。