現代美術(国際展)
田附 勝
TATSUKI Masaru
1974年富山県生まれ
東京都拠点
トラックとドライバーを撮影した写真集を、2007年に『DECOTORA』として刊行。2006年から東北地方で撮り続けた写真集、『東北』を2011年に刊行。「東北では動物と人間が近いところにいる」そして「生と死とが深く結びついている」、と田附は記す。2012年に東北での鹿猟を撮影した『その血はまだ赤いのか』を刊行。2013年には東北の闇の中の鹿を撮影した『KURAGARI』、そして2014年には鹿猟そのものの終わりを告げる『「おわり。」』を刊行。2014年から2015年にかけて八戸の漁村をテーマに「魚人」と題して彼らの漁と生活を撮影する。撮影する対象との関係性に独特のものがあり、そのことが彼の作品に魅力を与えている。