映像プログラム
上映情報
- 会場
愛知芸術文化センター
12F アートスペースA- 日時
- 8月20日(土)17:40、9月11日(日)17:30
- リンク
- 9月11日(日)ゲストトーク詳細
高嶺 剛
TAKAMINE Go
1948年沖縄県生まれ
京都府拠点
高校卒業まで那覇で過ごしたあと、国費留学生として京都教育大学特修美術科に入学。1974年日本復帰前後の沖縄の風景を凝視した8ミリフィルム作品『オキナワン ドリーム ショー』でデビュー。以降、沖縄を舞台にした劇映画や8ミリ、ビデオ作品を発表し続けている。1985年初の劇映画『パラダイス・ビュー』完成。1989年『ウンタマギルー』でベルリン国際映画祭カリガリ賞など、内外で多数の賞を受ける。1996年より、ジョナス・メカスの来沖をきっかけとして生まれた『私的撮夢幻琉球J・M』を発表、制作中。1998年劇映画『夢幻琉球・つるヘンリー』も国内外の映画祭で上映。山形国際ドキュメンタリー映画祭、アンソロジー・フィルム・アーカイブ(ニューヨーク)で特集が組まれる。このほか、色鮮やかな絵画や短編を多数制作。新作『変魚路』は、老齢の男たちの記憶に潜む忘れることのできない戦争体験を沖縄という土地や人々の身体に刻み込まれた民話や風習を自在に解釈し直したマジック・リアリズムで描く。この世が嫌になってしまった人々の、架空の「生き直し」作業を請け負う、ウフェーパタイジョー(ちょっと死場所)とパパジョー映画整形所で働くふたりの男。あるとき、この村を脱出するはめになったふたりの旅が、虚実入り交じった多面体オキナワン・ロードムービーとして展開していく。