ヴォイス-オーバー

『ヴォイス-オーバー』 2014 Courtesy of the artist

上映情報

会場
N94
愛知芸術文化センター 
12F アートスペースA
日時
短編集3
8月25日(木)19:00、27日(土)13:00、
9月1日(木)18:00、4日(日)14:20、10日(土)11:00

ロイ・ヴィルフォーイェ

Roy VILLEVOYE

1960年マーストリヒト(オランダ)生まれ
アムステルダム(オランダ)拠点

アーティスト、映像作家。ヴィルフォーイェは、作品制作を通じて、人類学的表現、ドキュメンタリー映画制作や植民地主義の遺産における固定観念の周辺にある核心的議論を探究している。映像作品は、ドキュメンタリー作品として扱われることもあるが、そういったジャンル分けからは明確に距離を置き、ヴォイス・オーバーや直線的な語りを用いて、時を凝縮するような編集構成を試みている。1990年代初期より、旧オランダ領で現インドネシア領のパプア・ニューギニアのアスマット族についての作品制作を続けている。
『ヴォイス—オーバー』では、ある映像作家が、彼自身もよい友人でもあった、故人オモマを祀るために、熱帯雨林の中でパプアの人々が儀式用の大きな伝統的な木彫りを作る様子に密着している。同時に、絶え間なく、映像作家に迫ってくる“アート・ビジネス”の現実を示す電話の声に、観客も巻き込まれるように直面していく。