孤島の葬列

『孤島の葬列』 2015 Courtesy of the artist

上映情報

会場
N92
愛知芸術文化センター 
12F アートスペースA
日時
8月20(土)13:30、26日(金)19:00、
9月3日(土)11:00、4日(日)16:25、7日(水)19:00

ピムパカー・トーウィラ

Pimpaka TOWIRA

1967年バンコク(タイ)生まれ
バンコク(タイ)拠点

1988年から主に女性問題を扱った実験的な短編映画やドキュメンタリーを製作。代表作はタイの有名な幽霊話を解体してみせた、『メー・ナーク』(1997)。長編デビュー作の『One Night Husband』(2003)はベルリンなど多くの国際映画祭で上映され、タイの女性映画監督として初めて世界で名を知られるようになるきっかけとなる。これまでの全作品で監督、脚本、製作を担う。2007年に製作会社Extra Virginを立ち上げ、若手のプロデュースにも力を入れている。長編2作目の『孤島の葬列』(2015)は、作家自身が旅した体験に基づき、タイ南部イスラム地域へ旅する姉弟とその友人のある離島へたどり着くドライブ旅行が、政治不安定な最中、個々人が内面に過去と記憶の矛盾を抱えつつも、個と他者の記憶の行き交いを通じて理想的な世界を探し求める人々の姿を浮び上らせる。