モツ・マエヴァ

『モツ・マエヴァ』 2014 Courtesy of the artist

上映情報

会場
N77
愛知芸術文化センター 
12F アートスペースA
日時
8月20日(土)12:10、21日(日)12:35、27日(土)11:40、
9月6日(火)18:30、9日(金)19:30

モーレン・ファゼンデイロ

Maureen FAZENDEIRO

1989年パリ(フランス)生まれ
リスボン(ポルトガル)拠点

映画とダンスについて、そしてその関係性について学ぶ。パリの出版社・インデペンデンシアで出版の仕事をしながら、ミゲル・ゴメス監督『アラビアン・ナイト』(2015)のフランス側撮影部分のキャスティングを担当。その後、活動の軸を映画制作に置く。
初監督作品ドキュメンタリー『モツ・マエヴァ』は、チリ、ポルトガル、メキシコ、イタリアなど世界各地の映画祭で上映され、受賞。広島国際映画祭2015でも上映された本作は、20世紀初頭、モツ・マエヴァという島に、小屋を立てて暮らしたソニア・アンドレの冒険の記憶を辿る旅。現在、彼女が住むフランスの庭に掲げられた看板「モツ・マエヴァ」が示す記憶の集積。スーパー8mmで撮影された、夫とのアフリカ、アジア、ポリネシアを旅した記録と、現在のソニアの姿とことばを撮影した8mmが交差し、美しく幸福な冒険の旅と人生の記憶とそこに潜む人間の機微を飾らずに描き出す。