千の太陽

『千の太陽』 2013 Courtesy of the artist

上映情報

会場
N76
愛知芸術文化センター 
12F アートスペースA
日時
8月21日(日)13:50、28日(日)14:35、
9月2日(金)17:30、4日(日)15:20、8日(木)20:00

マティ・ディオップ

Mati DIOP

1982年パリ(フランス)生まれ
パリ(フランス)拠点

映画監督、女優。ル・フレノワ国立現代アートスタジオや、パレ・ド・トーキョーの研究施設「ル・パヴィヨン」にて学ぶ。主な作品に『Atlantiques』(2009)、『ビッグ・イン・ベトナム』(2012)など。詩的かつ色彩と音を脳裏に焼き付けるような効果を使い、フィクションとノンフィクションを感覚的に融合させる。クレール・ドゥニ監督『35杯のラムショット』(2008)で主演。女優としても絶賛を浴びる鮮烈なデビューとなる。アントニオ・カンポス監督『SIMON KILLER』(2012)にも出演。
『千の太陽』は、伝説的なアフリカ映画で、ディオップの叔父でもあるセネガルの巨匠ジブリル・ディオップ・マンベティが監督した『トゥキ・ブゥキ/ハイエナの旅』(1973)の40年後の現実を、主演男優マガイェ・ニアンの魅力的なポートレイトとして描く。ダカールとアラスカを舞台に、ダカールに留まった老いたカウボーイは、かつて映画の中でパリを目指した昔の恋人を想い、消えゆく過去と未来に焦がれ、彷徨う。