現代美術(国際展)
カワヤン・デ・ギア
Kawayan DE GUIA
1979年バギオ(フィリピン)生まれ
バギオ(フィリピン)拠点
デ・ギアは、絵画、インスタレーション、彫刻と幅広く作品を制作している。彼の作品は、現代のフィリピンまた過去の植民地時代における社会政治的な問題に対する、皮肉めいた、時にコミカルな見方を提示する。また、しばしば自身の故郷について言及したり、題材として描いたりしている。彼がコルディリェラ山系の遺産と土着の文化に深い関心を寄せるのは、家族がバギオでの芸術や文化活動を、長年にわたって擁護してきたからである。芸術は排他的ではなく、それゆえ制度の規範の外にあるという信念をよりどころに、デ・ギアは2011年、「AX(iS)アートプロジェクト」というビエンナーレを創設した。