コラムプロジェクト
展示情報
- 会場
愛知県美術館 8F ギャラリーJ
異郷にて-西江雅之が歩いた世界
西江雅之(1937-2015)はアフリカやカリブ海域など世界各地でフィールドワークを重ねた言語学者、文化人類学者で、とくに異言語間の接触によって生じるピジン・クレオール諸語の研究者として知られる。西江の没後、調査研究のなかで収集した世界各地の仮面や、装飾品、楽器などの民族資料が南山大学人類学博物館にまとめて寄贈され、今回はこのコレクションのなかからピックアップして資料を展示。さらに西江が捉え続けたさまざまな「異郷」の写真と、かねてより親交の深い港千尋によるインタビュー映像を加え、世界中をわたり歩いた裸足の学者、西江雅之の仕事もあわせて紹介していく。