2019年9月14日 その他

トリエンナーレスクール アンリミテッド ナイトディスカッション

第1回 「面白さってなに?」

ラーニングディスカッションプログラム

『トリエンナーレスクール・アンリミテッド・ナイトディスカッション』

第1回目「面白さってなに?」(9/6(金)実施)

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レポート

2018年から開幕前まで月1回開催されてきた「トリエンナーレスクール」がかたちを変えて登場しました!

ラーニングプログラムの1つである「アート・プレイグラウンド」の5つの拠点の中の「はなす TALK」にて、ディスカッションメインのトリエンナーレスクールを開催しました。

毎週金曜日に実施されるこのナイトディスカッションでは、「◯◯ってなに?」シリーズとして普段アートを語る上でよく使うけど、それって一体どんなこと?と聞かれたらすぐに説明できないような、そんな言葉について改めて考えてみることでどんな発見があるかをシェアしていきます。

9月6日(金)に実施した第1回目では「面白さ」を取り上げました。

「あの作品面白い」「あの映画は実に面白かった」とよく使う言葉ですが、私たちは一体どんな「面白さ」を感じ、何を「面白い」と考えているのでしょうか。はじめに司会進行の会田大也さん(ラーニングキュレーター)よりテーマについての投げかけがあり、その後はワールドカフェ方式でじっくりディスカッションを行いました。15分で席替えをして多くの人と意見を交換し、思考を深めたり広げたりしていきました。

ディスカッション後、"「面白さ」を説明するアイデアベスト3"を付箋に書き出し、ボードに貼り、これは言い得ている!と思ったものに票を入れていきます。得票数の高かったものについて、どんなディスカッションや思考から生まれたアイデアかを書いた本人に説明してもらいました。「ディスカッションで出てきた意見をまとめました」「自分なりにディスカッションから改めて考えてみた」など、ディスカッションの経験を生かしてアイデアが出てきていました。

その後、得票数の多かった以下の5つのアイデアについて改めて小グループでそれぞれどんなアイデアなのか、再ディスカッションを行いました。

・ムダを含むもの

・脳によい刺激

・無意識にある何かとリンクするもの

・自分が変化(成長)させられるもの

・物事に興味をもちより深く知るために行動することで理解が深まった時の感情

時にアイデア同士を繋げたりしながら、「面白さ」をどんな風に説明できるかを考えていきました。

最後に、今回集まったメンバーの中で一番納得できる「面白さってなに?」の説明として『無意識にある何かとリンクするもの』が選ばれました。今回選ばれなかったもの、5つの候補に選ばれなかったものの中にも、納得できるものやもう少し考えてみたいものがあるかもしれません。これを唯一の解とせずに、これからも考え続けていけると楽しいのではと思いました。

3時間という長丁場ながら、ディスカッションを重ねて考えがまとまったり散らばったりすることの楽しさを感じられた時間となりました!

次回は9月13日(金)、テーマは「表現するってなに?」です。

ぜひご参加ください!

インフォメーション|

『トリエンナーレスクール・アンリミテッド・ナイトディスカッション』

毎週金曜日、16:00〜19:00(15:30より受付開始)

先着30名定員(途中参加、途中退場可能)

「アート・プレイグラウンド はなす TALK」(愛知芸術文化センター8階ロビー)にて