【EXT】キュンチョメ
レクチャーパフォーマンス/参加型イベント『円頓寺クリケットクラブ』
- Photo: Kenji Morita
チケットをお求めいただいたお客さまへ当日の持ち物等のお知らせ
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ホンマエリとナブチの男女二人によるアートユニット、キュンチョメ。自らの嗅覚と欲望に従って国内外各地に中長期にわたり滞在し、行為(アクション)、リサーチ、インタビュー、映像制作を繰り返しながら、その土地のもっともコアな現実に切り込むスタイルで活動している。
今回「情の時代」への応答として彼らがアクセスするのは、「自ら名前と性を書き換えた人々」だ。通常、私たちの名前には二つの「情」、すなわち親が子に託した期待や愛情と、性別を示す情報が含まれている。その二つの「情」を自らの意思で書き換えた人々との対話を経て、彼らと共に「声が枯れるまで」新たな名前を叫び続けるアクションを展開。その様子を映像インスタレーションとして発表する。この儀式めいた行為からあぶりだされる切実さは、見るもの・聴くものの情に強く肉薄するはずだ。
一方、エクステンション企画では、在日外国人らが集うクリケットチームに仮入部する参加型イベントを実施。クリケットは世界で一億人を超える競技人口を誇り、実は愛知県内でも多数の外国人が愛好する「ソーシャル・スポーツ」だ。キュンチョメ自身によるレクチャーパフォーマンスやティータイムも交えた一連のプレイを通じて、帰化による名前の変更、中古車販売業、宗教等、見えざる愛知の現実を体感する時間になるだろう。
エクステンション企画:国際現代美術展参加作家によるレクチャー形式のパフォーマンスや、作品の集団鑑賞と議論の場を組織する企画。
キュンチョメ
- 2011年東京都にて結成
- 東京都拠点
ホンマエリとナブチの男女二人によって結成されたアートユニット。自らの嗅覚と欲望に従って国内外各地に中長期にわたり滞在し、行為(アクション)、リサーチ、インタビュー、映像制作を繰り返しながら、その土地の最もコアな現実に切り込んでいくスタイルで活動している。これまで福島、石巻、沖縄、香港、ベルリンなど、社会の分断を抱えた地域での活動を、主に映像インスタレーションとして発表。科学や論理を超えてなお人々が信じようとする「現代の信仰」の対象を探り、そこに渦巻く感情や真実をあぶり出す作品群は、加害者と被害者、当事者と非当事者、善と悪の境界線を揺さぶり、詩的かつユーモラスに異次元へと昇華させる。
主な作品発表・受賞歴
2018 | 江陵国際ビエンナーレ2018「The Dictionary of Evil」江陵(韓国) |
2017 | Reborn-Art Festival 2017、宮城 |
2016 | 個展「暗闇でこんにちは」駒込倉庫、東京 |
公演パンフレット
公演情報
公演日時 | 10月5日(土)13:00 | |||
上演時間 | 4時間(予定) | |||
上演言語 | 日本語 | |||
チケット料金 |
1,300円 ※チケットは完売しましたので、当日券の販売もございません
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チケットを購入されたお客さまへ | 本イベントは「在日外国人らが集うクリケットチームに仮入部する参加型イベント」となります。 作品の鑑賞体験の一部として、ご来場の皆様にも実際にクリケットに参加していただきますので、 以下の服装・持ち物をご準備のうえご来場ください。 【服装・持ち物】 ・動きやすい服装 ・スニーカーなどの動きやすい室内履き(スリッパ・サンダル・ヒール等はNG) ・タオル ・お水・お茶などの飲み物(熱中症対策として) 【注意事項】 ・クリケットへの参加は強制ではありません。ご体調等の都合で見学を希望される場合はその場でお知らせください。 ・会場となる「なごのキャンパス体育館」には空調設備がございません。各自で水分補給、体調管理など熱中症対策をお願いいたします。 ・未就学児はご入場いただけません |
地図
なごのキャンパス体育館
所在地
愛知県名古屋市西区那古野2丁目14−1
アクセス
・地下鉄桜通線「国際センター」駅下車 徒歩7分
・名古屋駅より徒歩6分