サエボーグ
『House of L』
- 『Pigpen movie』
Photo: Takeo Hibino
自らの皮膚の延長としてラテックス製のボディスーツを自作し、装着するパフォーマンスを展開するアーティスト、サエボーグ。性別などの固定化されたアイデンティティや、人間の身体そのものを超越したいという強い願望を原動力に、玩具のような雌豚や害虫の着ぐるみに身を包み、食物連鎖の最底辺で明るく生きる家畜たちの世界を作り出してきた。
今回、初の演劇的インスタレーションとして披露するのは、キモかわいい家畜キャラクターたちが楽しく暮らすリビングルームだ。まるでドールハウスのような無邪気な空間に招かれる私たち人間は、この奇妙な動物たちとどんな時間を過ごすのだろうか。
サエボーグ
- 1981年富山県生まれ
- 東京都拠点
自らの皮膚の延長としてラテックス製のボディスーツを自作し、装着するパフォーマンスを展開。性別などの固定化されたアイデンティティや、人間の身体そのものを超越したいという強い願望を原動力に、雌豚や害虫を玩具的にデフォルメしたボディスーツに身を包み、生態系の最底辺の生き物たちが織り成す遊戯的なディストピアを作り出す。そこでは、生殖や出産を管理され屠殺場に送られる家畜たちの世界が、無邪気な明るさゆえのアイロニーとして提示される。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。
- Webサイト
- https://saeborg.com/
主な作品発表・受賞歴
2019 | Dark Mofo 2019、アヴァロンシアター、ホバート(オーストラリア) |
2018 | 第6回アテネ・ビエンナーレ、アテネ(ギリシャ) |
2018 | TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward、ペンシルヴァニア大学/ICA、フィラデルフィア(米国) |
2016 | 六本木アートナイト2016、六本木ヒルズ A/D ギャラリー、東京 |
2014 | 「第17回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館、神奈川、岡本敏子賞受賞 |
公演パンフレット
公演情報
公演日時 | 8月31日(土)・9月1日(日)12:00~18:00 9月3日(火)- 6日(金)18:00~21:00 9月7日(土)・8日(日)12:00~18:00 ※9月2日(月)は休館 |
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鑑賞時間目安 | 30分~ 好きなだけ滞在可 | |||
チケット料金 | 一般 1,500円 U25 1,000円 U18 500円 (当日券はそれぞれ+500円) |
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注意事項 | 未就学児は無料となります ご購入いただいた公演日に限り、入退場自由となります 混雑状況によって入場制限を行う場合があります |
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託児 |
◆利用可能時間:13:00~17:00 ◆問い合わせ・申し込み |
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その他 |
「大ナゴヤツアーズ」コラボツアー |
地図
愛知県芸術劇場大リハーサル室(B2)
所在地
愛知県名古屋市東区東桜1丁目13−2
愛知芸術文化センター 地下2階
バリアフリー
アクセス
・瀬戸線「栄町」駅下車 徒歩5分