【あいトリNAVI × LIVERARY】あいトリに行ってみた!ラリー⑭伊藤敦志

伊藤敦志-top

「あいトリNAVI」×「LIVERARY」によるコラボ企画「あいちトリエンナーレ2016に行ってみた!ラリー」がスタート。あいちトリエンナーレに関わる人々、その街に住む人々などが、人から人へとつなぎながら、いろいろな視点で街やイベントや魅力を紹介していきます。第十四回目は、グラフィックデザイナーの伊藤 敦志さんにお話を伺いました!
(写真は、ジェリー・グレッツィンガー氏との記念撮影から。右が伊藤敦志さんです)

「あいトリNAVI」×「LIVERARY」あいちトリエンナーレに行ってみた!ラリー
⑭伊藤 敦志

Q1. まずは自己紹介をお願いします。
グラフィックデザインをやっています。展覧会のポスターやチラシを手がけることが多く、最近では愛知県美術館の「ピカソ、天才の秘密」展、名古屋市博物館の「いつだって猫展」「ポンペイの壁画展」などの広報物をデザインしました。あいちトリエンナーレ2016では公式ガイドブックのアートディレクションを担当しています。

Q2. トリエンナーレのどこの会場に行きましたか?
愛知芸術文化センター、名古屋市美術館など。

Q3. 観て面白かった、良かった、心に残った作品を1~3つほど教えてください。
田附勝
暗闇の中で浮かび上がる写真という展示方法がとても新鮮で印象深かったです。写真集やネットでは味わえない、会場だからこその魅力だと思いました。

マーク・マンダース
初めて作品を見たのがプレス向けの内覧会だったので、当初はまだ設営中かと思いました。解説を聞き、会場にあるほぼすべてのもの、さりげなく置かれている新聞紙やゴミのようなものまですべてがフェイクと知った時は衝撃的でした。
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Q4. 会場の近くでおススメのお店、スポットなどがあれば教えてください。
ナディアパークの北西にあるあんかけパスタの「こだま」というお店。名古屋にあんかけスパはいろいろとありますが、これはちょっと珍しい(?)タイプのB級な味。胡椒が効いたスパイシーで独特な味はクセになります。平日昼間のみの営業ですが、つい通ってしまいます。

kodama

Q5. 好きなアーティストを教えてください。またその魅力や理由も。
Uta Eisenreich
情報が少ないのですが、おそらくオランダのアーティスト。2010年に出版された「A NOT B」という作品集を購入して以来、大ファンになりました。計算された構図とデザインしたような配置で対象物を見せる写真作品は哲学的な意味がありそうでいて、実は何も無さそうな不思議なイメージでとてもクールです。次回のトリエンナーレで見れると嬉しいです。

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Q6. 最後にひとこと。
トリエンナーレ終了後の11月18日(火)から愛知県美術館で行われる「日本で洋画、どこまで洋画?」展のポスター・チラシをデザインしました。高橋由一から現代画家の洋画コレクション展になります。こちらもぜひお楽しみください。

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