【あいトリNAVI × LIVERARY】あいトリに行ってみた!ラリー⑪奥川由紀子

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「あいトリNAVI」×「LIVERARY」によるコラボ企画「あいちトリエンナーレ2016に行ってみた!ラリー」がスタート。あいちトリエンナーレに関わる人々、その街に住む人々などが、人から人へとつなぎながら、いろいろな視点で街やイベントや魅力を紹介していきます。第十一回目は、Carlova360 NAGOYA店の店長、奥川 由紀子さんにお話を伺いました!

「あいトリNAVI」×「LIVERARY」あいちトリエンナーレに行ってみた!ラリー
⑪奥川 由紀子

Q1. まずは自己紹介をお願いします。
パルコ内の東館4F、Carlova360 NAGOYA店というブック&カフェで店長をしております。名古屋に来てまだ半年と少しですが、カルチャーにも、食にも、人にも恵まれた名古屋は楽しいなぁと満喫中です。

Q2. トリエンナーレのどこの会場に行きましたか?
名古屋地区に行きました!全制覇したいです!

Q3. 観て面白かった、良かった、心に残った作品を1~3つほど教えてください。
①三田村光土里
視点によって風景がかわる展示で、かがんでみたり、トイソルジャーの視点でみたり。あちらの世界へ今にも入れそうで、でもそれを回りから見ている自分との乖離があり。楽しくてわいわいしているかと思えば、悲哀のようなものを感じる場所もあり、なんだか長時間居てしまいました。また行きたい展示です。

③よかった展示1-1(三田村さん) ③よかった展示1-2(三田村さん)

②大巻伸嗣
一瞬、自分のいる場所がどこなのかわからなくなるような一面の花。真っ白な部屋に現われた極彩色の空間。真ん中に来た時に、なんだか思わず目を閉じたくなるような、空気すら澄んでいる気になった展示でした。

③よかった展示2

③マーク・マンダース
欠落のある塑像がとてつもなく美しくみえ、ミロのヴィーナスが、「腕がないからこそ美しい」と称されることなどを思い出したり。欠落しているからこそ、そこを補い想像し、穏やかな何かを想起させる。『幸せなディストピア』とでも表現できるような、相反するものが当然のものとしてそこにあり、圧倒的に訴えかけてくる作品たちに、ぐっとひきこまれました。

③よかった展示3

Q4. 会場の近くでおススメのお店、スポットなどがあれば教えてください。
ジャズ喫茶「YURI」。言わずとしれたジャズ喫茶ですが、昼間に行っても夜に行ってもやっぱり居心地最高。昔ながらのピラフも美味しいし、ラム酒のケーキも最高です。

④ゆり写真 ④ゆり写真2

Q5. 好きなアーティストを教えてください。またその魅力や理由も。
HZETTRIO(ミュージシャン)。リオ五輪引き継ぎ式でも音楽が採用されたジャズトリオバンド。元PE‘Zの3人が奏でるバンドサウンドは、息がぴったりで、中でも圧巻はライブパフォーマンス。ひとつとして同じ演奏がなく、即興性が彼らの魅力の一つ。ジャズに興味がなくても絶対楽しめる踊れる音楽は、もはやジャンルレス。

Q6. 最後にひとこと。
当店は、雑誌コミックなど一部商品を除き、未購入の本もお読み頂けるブック&カフェです。あいちトリエンナーレの合間に、ぜひ、おいしい堀口珈琲と一緒に本を楽しみに来てください!イベントも随時開催中ですよ!11月1日(火)は19時~、劇団『ヨーロッパ企画』がカルロバにやってきます!『ヨーロッパ企画の本』(ミシマ社)書籍ご購入の方に整理券お配りしていますのでお早めに!ご予約も承りますよ。ミニトークショーはどなたでも無料でご参加できますので、是非Carlova360へ足を運んでくださいね。

 

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