アート・プレイグラウンド
あそぶ PLAY
- Photo: Yasuko Okamura
アート・プレイグラウンドは、あいちトリエンナーレ2019で初めて設置された、来場者の創造性を発揮できるスペースです。「あそぶ」「はなす」「つくる」「もてなす」「しらせる」という5つのテーマで、5箇所の展覧会場に設置されています。芸術祭や展覧会で、作品からインスピレーションを受けた鑑賞者が、自然な形でものづくりや表現、議論、発信といった反応ができる場所を用意しました。
ここ「あそぶ」では、建築家の遠藤幹子さんと、アーティストの日比野克彦さんと共に、ダンボールの造形を研究してきた愛知県内の小学生「ダンボール研究会(通称ダン研)」のメンバーが中心となって、使い方の決まっていない遊具などをつくっています。来場者のアイデアで変形・拡張されていく、自己責任で自由に遊ぶ公園です。
遠藤幹子
- 1971年東京都生まれ
- 福岡県拠点
遠藤幹子は、建築家として大人/子供が分け隔てなく楽しめるミュージアムや公共空間設計の仕事と平行し、遊び場の安全性に関する勉強会/研究会を共同主宰する。設計者と支援者が協働する設計施工手法や、利用者のコミュニティづくりにまで拡張されたデザイン手法に注目が集まる。今回、アート・プレイグラウンドの一拠点として、子供たちの創造性を刺激する公園づくりに取り組んでもらう
日比野克彦
- 1958年岐阜県生まれ
- 東京都拠点
日比野克彦は、アートを社会の中で機能させる手法を試みつつ、各地域や多業種の人々との共同プロジェクトを展開している。活動の初期より段ボール素材を用いることで、支持体としてのキャンバスや完成作品の永続性への疑問を投げかけている。ワークショップを軸とした活動は、しばしばアーティストとしての主張や表現より、参加・協力者たちの創造性を支援することに主軸を置いているかのようにさえ見える。今回、アート・プレイグラウンドの一拠点として、子供たちの創造性を刺激する公園づくりに取り組んでもらう。
主な作品発表・受賞歴
2015 | 文化庁平成27年度(第66回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞 |
2010 | 瀬戸内国際芸術祭、香川 |
2003 | 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003、新潟 |
1995 | 第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ、日本館、ヴェネツィア(イタリア) |
日比野克彦
《DNA RIVER》 2006
個展「HIBINO DNA AND-日比野克彦 応答せよ!!- 」岐阜県美術館、岐阜
会場 愛知芸術文化センター 8階J室
時間 10:00~17:15
※どなたでも無料で入場・参加いただけます。(定員入替制、当日受付)
アート・プレイグラウンド あそぶ PLAYでの活動参加について、混雑時は整理券による入場制限を行わせていただきます。
①10:00〜10:45
②11:00〜11:45
③13:30〜14:15
④14:30〜15:15
⑤15:30〜16:15
⑥16:30〜17:15
各回30名ずつの時間入れ替え制となります。整理券は10:00に午前①②回分を、13:30に③④⑤⑥回分を配布いたします。
入り口側の受付横に並んでお待ちください。別途見学ルートでの入場は順次ご案内いたします。
注意事項
※クロックスやサンダル、はだしでの活動参加は危険を伴うためご遠慮いただいております。数に限りがございますが、貸し出し用の上靴を用意しております。
※未就学児は見守りのため保護者の同伴をお願いしております。
※「あいちトリエンナーレ2019」会期中に、「アート・プレイグラウンド あそぶ PLAY」会場内で託児サービスを実施します。(有料、原則要事前申込。詳細はこちら)
地図
愛知県美術館ギャラリー(8F)
所在地
愛知県名古屋市東区東桜1丁目13−2
愛知芸術文化センター 8階
開館時間
入館は閉館の30分前まで
休館日
バリアフリー
アクセス
・瀬戸線「栄町」駅下車 徒歩5分