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藤森照信 「空飛ぶ泥舟ワークショップ」参加者募集

2013/07/15 14:15募集終了

(7月23日更新)藤森照信 「空飛ぶ泥舟ワークショップ」参加者募集は終了しました。たくさんのご応募、まことにありがとうございました。

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《空飛ぶ泥舟》/2010「藤森照信展ー諏訪の記憶とフジモリ建築」展(茅野市美術館)での展示風景

「空飛ぶ泥舟」は、藤森氏の出身地である茅野市民美術館(長野県)にて開催された「藤森照信展 諏訪の記憶とフジモリ建築」に合わせ、ワークショップ参加者と地元職人、そして、藤森照信によって制作されました。会期後は藤森氏が生まれ育った茅野市宮川高部に建つ「高過庵」(藤森照信設計)の近くへ移設されていましたが、あいちトリエンナーレ2013の開催にあたり、このユニークな茶室は名古屋へ旅することになりました。
この作品の移設作業にあたり、藤森照信氏によるワークショップを開催します。藤森照信氏のご指導により、「空飛ぶ泥舟」を支える支柱に杉皮を巻く作業をワークショップ参加者の皆さんと行います。そして、本作品は2013 年8 月10 日より始まる「あいちトリエンナーレ2013」の展示作品の1つとして完成し、その後会期中を通じて展示されます。

【日程】
  2013年7月28日(日) 10:00~16:00(昼休憩:12:00~13:00)
 ※9:50~受付開始

【場所】
 名古屋市美術館付近(〒460-0008 名古屋市中区栄2丁目17?25)

【講師】
 藤森照信

【内容】
 ノコギリ(またはカッター)で杉皮を切って、ボンドや銅線で鉄製の支柱に巻き付ける。

【参加条件】
 小学生以上(小学生の方は保護者同伴でご参加下さい。)

【定員】
 20 名程度

【参加費】
 500 円(材料費・保険費用などを含む)

【持ち物・注意事項】
 ・弁当、飲み物、タオル、動きやすくて汚れても良い服と運動靴でご参加ください。
 ・屋外での作業となりますので必ず帽子を着用し、熱射病等には充分ご注意ください。
 ・また、軍手、使い慣れたノコギリ、またはカッターがあれば、ご持参ください。

【申込方法】
 件名を「空飛ぶ泥舟ワークショップ参加希望」とし、下記の項目を明記のうえ、7 月22 日(月)必着でE-mail にてお申込みください。
 1.参加者氏名(ふりがな) *参加者が未成年の場合、保護者氏名も。
 2.郵便番号・住所
 3.電話番号(当日に連絡が取れる連絡先)
 4.性別
 5.生年月日/年齢(保険加入のため)
 6.職業/学生の場合は学校名・学年
※申込多数の場合は抽選とし、ご参加頂ける方にのみ、7月26 日(木)までにご連絡を差し上げます。
※お申し込みの際に頂いた個人情報は、本ワークショップに関してのみ使用させて頂きます。

【問合せ・申込先】
 あいちトリエンナーレ実行委員会事務局 アーティストサポート係
 〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター内
 TEL: 052-971-6127 / E-mail: artistsupport@aichitriennale.jp
 協力:名古屋市美術館
 主催: 藤森照信、あいちトリエンナーレ実行委員会

藤森照信 (FUJIMORI Terunobu)

1946 年長野県生まれ。東京を拠点に活動。建築史家として1974 年に建築探偵団を結成し、関東大震災後に登場した平坦なファサードの商店を「看板建築」と命名したり、日本の近代建築研究をきわめる一方、1986 年に赤瀬川原平らと路上観察学会を立ちあげ、都市の中に当初と異なる意味が発生したオブジェなどを発見する活動を行う。その後、異形の造形をもつ「神長官守矢史料館」(1991)によって建築家としてデビューし、自邸の「タンポポハウス」(1995)や「高過庵」(2004)など、ユニークな住宅や茶室を手がけ、また施工のために縄文建築団も結成した。土着性を感じさせながら、実際はどこにもない、あるいは見たことがないのに、懐かしさを感じさせる作風は「インターナショナル・ヴァナキュラー」と呼ばれる。第10 回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展(2006)において、藤森は日本館で自作を紹介し、卓越した功績をあげた展示として公式に高く評価されたのを契機に海外での仕事が増え、イギリス、オーストラリア、台湾などでも作品を発表している。2010 年は茅野市で宙に浮く「空飛ぶ泥舟」、2012 年はミュンヘンで「ウォーキング・カフェ」を制作し、ユーモラスな茶室が話題を呼んでいる。
あいちトリエンナーレ2013 公式ウェブサイト
 http://aichitriennale.jp/artist/fujimori_terunobu.html