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"愛を知る" 愛知県で愛を誓う ヤノベケンジ新作 《太陽の結婚式》にて挙式するカップルを募集します

2013/08/29 00:25募集終了

 あいちトリエンナーレ2013でヤノベケンジ氏が展開する新プロジェクト《太陽の結婚式》の展示空間で、会期中(平成25年8月10日(土)~10月27日(日))に、実際に結婚式を挙げるカップルを募集いたします。

 本プロジェクトでは、東日本大震災を機に「希望、再生、復活」をテーマに制作した新作の胸像《ウルトラ・サン・チャイルド》を中心に、煌びやかな亀型のシャンデリア《幻燈夜会(ファンタスマゴリア)》など、ヤノベケンジ氏を代表する作品群を展示いたします。さらに、美術館の中に教会を制作し、挙式を希望するカップルが実際に結婚式も執り行います。

 結婚式を盛大に行うことで知られる名古屋らしく、"愛を知る"あいちトリエンナーレでしかできない壮大で絢爛なプロジェクトになります。


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《太陽の結婚式》イメージドローイング  c YANOBE Kenji


1 作品タイトル

 《太陽の結婚式》


2 展示場所

 愛知芸術文化センター10階 愛知県美術館

  

3 展示期間

 平成25年8月10日(土)~10月27日(日)


4 挙式日時

 上記期間中で、カップルが希望する日時(挙式時間:約1時間)

 ※挙式時間帯 ①10:00-12:30 ②12:30-15:00 ③15:00-17:30  


5 結婚式募集要項

 応募資格:結婚式を挙げる予定のカップルで、ブライダル会社の提示した契約書に同意できる方。入籍、未入籍は問いません。(年齢制限なし)

 参列者定員:80人まで

 ※結婚式の内容によって実費が必要となります。(ドレスレンタル料など)


6 募集期間

 平成25年5月13日(月)~10月13日(日)

 ※スケジュールが埋まり次第締め切りとなります。


7 申込み先

 ブライズ・ビレッジ/太陽の結婚式窓口 052-209-9055


作家プロフィール:ヤノベケンジ(YANOBE Kenji)

 1965年大阪生まれ。大阪と京都を拠点に活動。幼少のときに体験した大阪万博の跡地、すなわち「未来の廃墟」を創作活動の原点と位置づけ、サブカルチャーによる造形美と物語性とを巧みに織り交ぜながら、ロボットや生活必需品などの大型機械彫刻を制作。90年代は、ガイガー・カウンターを装備した《アトムスーツ》を自ら着用し、原発事故後のチェルノブイリを訪れるなど、世紀末的なサバイバル・プロジェクトで注目を集めた。2010年発電所美術館での「ミュトス」展では、天井に吊り下げた水瓶に 5tの水をしたため一気に放出するインスタレーション《大洪水》を手がけ、予言的なまでに時代に鋭く斬り込む作品で人々を震撼させた。そして東日本大震災後、希望のモニュメントとして、防護服のヘルメットを脱いだ6mの子ども立像《サン・チャイルド》を発表し、太陽の塔の広場や第五福竜丸展示館、モスクワやイスラエルなどの世界規模で巡回を続けている。