あいちトリエンナーレ

アーティスト

スティーブン・コーヘン
《Chandelier》
  • パフォーミング・アーツ
スティーブン・コーヘン
Steven Cohen
『Chandelier』【日本初演】
10月23日(土)17:00 【前売券完売】
10月24日(日)17:00 【前売券完売】
チケット料金2,000円
※公演終了後、アフタートークを開催予定
※現在のところ、当日券の販売予定はありません。

コンセプト/制作:スティーヴン・コーヘン 撮影:フィオナ・マクファーソン、ココ・ファン・オッペンス、エル・カイザー 初演:2002年、ヨハネスバーグ

《Chandelier》(2002)はパフォーマンス作品であり、南アフリカヨハネスバーグの黒人ホームレス居住中心地にて、彼らの町が取り壊される最中に撮影されたドキュメンタリー・ヴィデオ作品である。パフォーマンス、ダンスやシャンデリアの映像を使用し、ヨーロッパとアフリカ、黒人と白人、富裕層と貧民層、影と光、公共性と私有性、強者と弱者、安全と危険の間に在る矛盾を明示する。また、ニューヨークのグラウンド・ゼロ(ワールド・トレード・センター跡地)周辺にて制作されたコーヘンの最新作《Golgotha》(2009)についてコーヘン自身の言葉を下記に引用する。 「混入、体-その言葉の全ての感覚、生きている体が白骨に、灰に、その思い出に至るまで。本作の目的は商業の超道徳性(全ては売るため)と深い悲しみの儀式(全ては死に終わる)との狭間にある置き去りにされた、空虚な場所に存在するダンスを見つけることである。」(スティーヴン・コーヘン)

映像インスタレーション
『The Wandering Jew』【世界初演】
-彷徨えるユダヤ人 ̶杉原千畝の崇高なる記憶に捧ぐ-
10月18日(月)-10月24日(日)
※あいちトリエンナーレ2010国際美術展チケットで入場可。
※美術館開館時間中、映像インスタレーションを展示予定。

あいちトリエンナーレのために着想された《The Wandering Jew》は、杉原千畝※へのオマージュとなるプロジェクトであり、コーヘン自身のアイデンティティと名古屋の人々との出会いを模索しようとする試みである。 本作を含み、コーヘンが都市に出現するシリーズ作品は、平凡さと鮮烈さ、古代と現代、東と西、記憶と予言から生じる美を見いだそうとする、コーヘン自身の祈りでもある。
※ 第二次世界大戦の際、副領事としてリトアニアの在カウナス領事館に赴任。ナチ ス政権下におけるドイツの迫害下にあったユダヤ人難民を救うため、およそ6,000 におよぶ通過ビザを発給したことで知られる。

助成 | CULTURESFRANCE / フランス大使館 / Ville de Lille

Steven Cohen
スティーヴン・コーヘンは20年以上もの間、ヴィジュアル・アートの制作と平行して、ギャラリーや美術館、公共空間でパフォーマンスを実現。南アフリカ出身の白人、ホモセクシャル、ユダヤ人という自身のアイデンティティはもとより、民族の起源や差別といったアイデンティティの中に潜む疑問をテーマに作品を発表している。
http://www.latitudescontemporaines.com/
http://www.artlink.co.za/

『The Wandering Jew』【世界初演】
『Chandelier』【日本初演】
展示・公演場所

愛知芸術文化センター
(ギャラリーG )

期 間

2010年10月18日 ~ 2010年10月24日
2010年10月23日 ~ 2010年10月24日

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