- 《Laugh》©Julie Pagnier
- パフォーミング・アーツ
- アントニア・ベア-
- Antonia Baehr
- 『Over The Shoulder』【日本初演】
9月25日(土)17:00
9月26日(日)17:00
チケット料金2,000円
作/出演:アントニア・ベアー、タマー・シェレフ 作曲/音響:サビヌ・エルクレンツ 技術/照明監督:リマ・べン・ブラヒム 音響監督:サミュエル・パジャンド ヴァレリー・カスタン、ヤコブ・レナ・クネブル、ソフィー・ラリー、アンニャ・ウェバー、フランス国立ダンスセンター(パンタン)、そしてヌーヴォー・テアトル・ ドゥ・モントルイユのスタジオ貸与に感謝します。
制作:PI:ES 共同制作:ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ、フランス劇作家・作曲家協会(SACD) 音楽の作曲はSACDの支援を受けています。
公演時間:24分
※9月25日(土)公演終了後にアフタートークを予定
オーバー・ザ・ショルダーは感情の音階を表すための振り付けである。 本作はタマー・シェレフとアントニア・ベアーの二重唱であり、原因と結果が奪われた感情について作曲するために、振り付け的な要素としてある感情表現について探求している。抽象的なスコアの統制力と常軌を逸した感情のパターンとのせめぎ合いであり、不可能なタスクとゲームを演じることに喜びを見いだした、奇妙な抽象的概念である。
助成: ドイツ文化センター(京都)
『Laugh』【日本初演】
10月1日(金)19:00
10月2日(土)19:00
チケット料金2,000円
※各公演終了後、アフタートークを予定
ナイマ・アカール、リンディ・アニス、ベッチナ・フォン・アルニム、アントニア・ベアー、ウルリッヒ・ベアー、フリーダー・ブッツマン、ヴァレリー・カスタン、マヌエル・クールザン、ニコル・デンベレ、ネイサン・フール、フレデリック・ギース、 クリスチャン・ケステン、ヘザー・クラヴァス、アントニア・リヴィングストン、 アンドレア・ノイマン、ステファン・ペンテ、イザベル・スペングラー、ステフ・ヴァイシュマン、ウィリアム・ウィーラー、ヘンリー・ウィルト、彼らによるスコアをベースとする。
出演/脚本/振付/構成:アントニア・ベアー 共同制作/振付:ヴァレリー・カスタン 劇作法:リンディ・アニス 音響デザイン 構成:マヌエル・クールザン 音響監督:サミュエル・パジャンド 照明デザイン:シルヴィー・ガロ 照明監督:リマ・ベン・ブライム 制作管理:ウルリケ・メルツヴィッヒ, アレクサンドラ・ウェーレンジーク 制作: メイク・アップ・プロダクションズ 共同制作: レ・ラボラトワール・ドーベルヴィリエ, レ・シュブシスタンス(リヨン)
本作はベルリン文化行政とアオスラントから支援されています。
「笑うことが好きです。よく笑います。よく笑っているところを見られます。」《Laugh》は、笑うことを笑うこととして扱った作品である。本作を通し、アントニア・ヘアーはこの表現を紛れもない本質として探求している。ジョーク、くすぐられるような面白さ、物語、ユーモア、喜びといった精神的な重荷の原因から離脱し、音やカタチ、音楽、振付け、ドラマ、そして笑う人のリズムやジェスチャー、そのもの自体を見つめる。べアーにとって、喜劇的要素が目的なわけではない。しかし、喜劇的要素が混成してくることは、時に「第4の壁」の壁面を伝染的に交換する、つまり演者と観客との対話として避けがたい副産物となる。
関連インスタレーション
『N.O.Body』
ポーリーン・ブードリー、レナーテ・ロレンツ
9月28(火)-10月3日(日)
アントニア・ベアーの分身のひとりであるパフォーマー、ウェルナー・ヒルシュにより再演された《ひげのある女》をテーマにしたフィルム・インスタレーションを上演する。
http://www.boudry-lorenz.de/
助成:ドイツ文化センター(京都)
アントニア・ベアー Antonia Baehr
振付家/演出家/パフォーマー/映像作家。演出家、作家、パフォーマーの役割が絶えず入れ替わるようなゲーム的構造を用い、専門分野に拘泥しない形でさまざまな人々との共同作業を可能にする方法論を特徴とする。
1996年、ベルリン芸術大学でヴァリエ・エキスポートとともに映像・メディアアートの学位を取得。ドイツ学術交流会の助成や奨学金を得て、パフォーマンス・グループ ゴート・アイランドのリン・ヒクソンとともにシカゴ美術館附属美術大学でパフォーマンスの修士号を取得、ウィリアム・ウィーラーとの共同作業を開始。2000年からベルリン在住。2006年から2008年までレ・ラボラトワール・ドーベルヴィリエ(フランス)のアーティスト・イン・レジデンス。2008年に『Rire / Laugh / Lachen』を出版。その他『Holding hands』(2000)、『Un après-midi』(2003)、『Larry Peacock』(2005)、『Merci』(2006)、『Rire』(2008)、『Over the Shoulder』(2009)などの作品がある。
リンディ・アニス、ガエタン・ビュルド、ヴァレリー・カスタン、アントニア・リヴィングストン、エスター・サラモン、タマー・シェレフ、ウィリアム・ウィーラーなどとの共同作業を行ない、ウェルナー・ヒルシュ(調教師/ダンサー)、アンリ・フルール(音楽家/振付家)、ヘンリー・ウィルト(作曲家)をプロデュースしている。
タマー・シェレフ Tamar Shelef
イスラエルのテルアビブ生まれ。パリに在住し、作業拠点としている。
ロンドンのランバート・スクールに学ぶ。イスラエルでバットドー・ダンス・カンパニーに参加した後、スイスでグラン・テアトル・ドゥ・ジュネーブに参加。
1992年から1995年までパリでアンゲーリン・プレルジョカージョと作業。その後ジョエル・ボルゲス、マイテ・フォッセン、美術家のアイリス・サラ・シラーと作業する。
2005年にクリスチャン・リッツォと出会い、『Soit le puits était profond...』に取り組む。同年アントニア・ベアーとパフォーマンス『Un après-midi #12』を行なう。
2007年にDavid Wampachディヴィッド・ヴァムパッハの『Quatorze』、2008年にRizzoリッツォの『Mon amour』に出演。
2009年、フランス劇作家・作曲家協会(SACD)のプログラム「Vif du Sujet」にてAntonia Baehrアントニア・ベアーと共同で『Over The Shoulder』に取り組む。
2010年にはRizzoリッツォの最新作『L'Oubli, toucher du bois』とAlain Buffardアラン・ビュファールの最新作『Tout va bien』に参加している。
http://www.make-up-productions.net/
『Over The Shoulder』【日本初演】 『Laugh』【日本初演】 『N.O.Body』 |
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展示・公演場所 | 愛知芸術文化センター |
期 間 |
2010年09月25日 ~ 2010年09月26日 |
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