トリエンナーレスクールでは、出品作家をゲストに迎え、今回のトリエンナーレにかける想いをいち早くお届けします。

 6月29日(土)は建築家の藤村龍至氏が、「列島改造論2.0とナゴヤ・ソーシャルプローブ・プロジェクト構想」と題したトークを実施します。

 1970年代、農業国から加工貿易の国に転換した日本は、現在、経済のグローバル化に伴って再び構造転換を迫られていますが、製造業に支えられてきた愛知県も同様の問題が起きることが予想されます。インフラストラクチャーに注目して国内再編と海外展開を図る「列島改造論2.0」をベースに、名古屋都市圏の将来像を探求する『ナゴヤ・ソーシャルプローブ・プロジェクト』を藤村氏はあいちトリエンナーレ2013で展開します。今回は、同じく1970年代に開発され、インフラストラクチャーの老朽化と人口の高齢化により問題の先行する埼玉県鶴ヶ島市で行ったプロジェクトと、『ナゴヤ・ソーシャルプローブ・プロジェクト』の背景について語ります。

 テーマ:「列島改造論2.0とナゴヤ・ソーシャルプローブ・プロジェクト構想」

 日 時:平成25年6月29日(土)午後2時から午後3時30分まで 

 会 場:名古屋市美術館2階講堂(愛知県名古屋市中区栄2-17-25)

     ※地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅下車、5番出口から徒歩8分

       地下鉄名城線「矢場町」駅下車、4番出口から徒歩10分

 ゲスト:藤村龍至(建築家) http://aichitriennale.jp/artist/fujimura_ryuji.html

 進行役:五十嵐太郎(あいちトリエンナーレ2013 芸術監督)

 定 員:180名

 その他:申込不要。参加費無料。先着順。

     当日午後1時から名古屋市美術館2階講堂前にて整理券を配布し、午後1時30分から開場します。

     定員に達した場合は入場をお断りすることがあります。


問い合わせ先

あいちトリエンナーレ実行委員会事務局 担当:小田、稲垣

電話:052-971-6127  F A X:052-971-6115

E-mail:geijutsusai@pref.aichi.lg.jp