現代美術

作品・展示会場情報

高橋匡太(たかはし きょうた / TAKAHASHI Kyota)

1970年京都府生まれ。京都を拠点に活動。

京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。90年代後半より光と映像を用いた作品を数多く発表する。屋内空間でのインスタレーションから、パフォーマーとの共同制作、そして建築物への大規模なプロジェクションと多岐にわたる。とりわけ、建築物のライトアップでは、水玉やストライプといった幾何学模様、映像、色彩を自在に組合せ、建築を大胆に解釈、ダイナミックに変貌させてみせる。十和田市現代美術館の常設作品《いろとりどりのかけら》 (2008)では、白い箱が並んだような美術館建築の面ごとに異なる色の光を当て、時間とともに移り変わる色面が幻想的な風景を生み出している。また、一人ひとりの夢が書かれた紙にLED照明を取りつけた「夢のたね」を、気球に積んで夜空に降らせ、舞い落ちた誰かの夢を持ちかえる「夢のたねプロジェクト」(2005-)をはじめ、参加型プロジェクトも多数行う。視覚的な美しさだけでなく、人の心や記憶を照らしだす光の可能性に挑戦し続けるアーティストである。

都市とシンクロする1,000人の提灯行列
《Glow with City Project》参加者募集ページ

http://aichitriennale.jp/participate/2013/09/1000glow-with-city-project.html

  《いろとりどりのかけら》 2008
photo:北村光隆
展示会場 白川公園・名古屋市科学館→長者町→オアシス21→愛知芸術文化センター(A-37)
作品情報
・《作品名》
・制作年
・上映時間
(映像作品のみ)
・所蔵
《Glow with City Project》 2013
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