あいちトリエンナーレ

ニュース

2009.01.21

合舞台芸術の普及事業「ニブロール」公演「no direction。」を開催します。(終了しました)

【趣旨】

「あいちトリエンナーレ2010」では、ダンス、音楽、演劇等の舞台芸術と、先鋭的な美術表現とが一体化した「複合舞台芸術」の公演を予定しています。 「Nibroll (ニブロール)」は、振付家、映像作家、音楽家、ファッションデザイナー、照明美術家など各界で活躍するディレクター集団で構成され、最先端の「複合舞台芸術」を展開するアーティストグループとして国内外で活躍しています。 そのNibrollが愛知に初めてやってきます。 是非この公演をご覧頂き、「複合舞台芸術」のイメージを膨らませてください。この機会をお見逃しなく! 
『no direction。』
撮影:聡明堂 
@パナソニックセンター東京 有明スタジオ 2007
日時2009年3月25日(水) 午後7時30分開演     
3月26日(木) 午後6時30分開演
(公演日によって開演時間が異なります。ご注意ください。)
開場は開演の30分前になります。 
3月26日にはポスト・パフォーマンス・トークがあります。 
(同日公演のチケットをお持ちの方のみ入場いただけます。)
会場愛知県芸術劇場小ホール(愛知芸術文化センター地下1階)
名古屋市東区東桜1−13−2 
チケット料金(日時指定・全席自由)
前売 2,500円 当日3,000円 学生(前売のみ)2,000円
当日受付にて学生証を提示して頂きます。 
4歳より入場できます。(要チケット) 
【チケット取扱い】
発売は2009年2月1日(日)から
  • 愛知芸術文化センター内プレイガイド tel 052−972−0430
    (地下2階・月曜定休、祝日・振替休日の場合は翌日振替)
  • チケットぴあ〔Pコード=392-790 〕tel 0570−02−9999
  • イープラス http://eplus.jp/
※学生券は、愛知芸術文化センター内プレイガイドのみの販売となります。


『ドライフラワー(Dry Flower)』
撮影:佐藤暢隆 @パークタワーホール 2004

【no direction。】

自然の営みと、都市の生活。公と私。ジェンダー、宗教、ルール、テレビで流れるニュース。私とそこにある椅子、あなたとそこに偶然落ちている石...。21世紀以降、「ある一つの価値観」に向かって進んでいる世界状況の中で、それぞれの距離と関係性のあり方を問う意欲作。世界はひとつ、ではない。見えている世界は、どこまでもバラバラで、でもどこかで繋がっている。

 

【Nibroll】

 1997年設立。ダンスを中心に映像、音楽、美術、衣装、照明美術、ジャーナリズムなどの各分野で活躍するアーティストが集結したディレクターズカンパニー。99年7月、アビニョン演劇祭OFFに「街シリーズ第三弾」『林ん家に行こう』を出品。
  2000年3月には第二弾『東京第一市営プール』、11月第三弾『駐車禁止』を発表。2001年には、初のアメリカツアーを行う。また、「ランコントレ・コレオグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ振付賞)横浜プラットフォーム」にて『駐車禁止』を発表し、ナショナル協議員賞を受賞。2002年2月には、『コーヒー』を発表し、ベルリン、パリ、ニューヨークなどの欧米都市、インド、バンコクなどアジア地域でも上演を行う。
   2002年後半からは、「ノート」という同一コンセプトを基に、ファッションショー『日の丸ノート』、演劇公演『ノート(裏)』、ダンス公演『ノート』と、他分野での舞台表現を試みる。2004年5月には「ラオコーン・サマー・フェスティバル(ドイツ)」に招聘され、『ノート』を上演。また、『ドライフラワー』で第8回パークタワー・ネクストダンス・フェスティバルに参加し、NY「Kitchen」にて単独公演を行った。
   その後、ニブロールとしての活動は一旦休止し、『NO DIRECTION, everyday』で活動を再開。 同作品コンセプトを東京都写真美術館で展示(05年)、又、越後妻有アートトリエンナーレ(06年)、福岡公演(06年)を経て、2007年3月に3年ぶりの東京公演『no direction。』を発表する。2008年1月には10周年記念公演『ロミオORジュリエット』を発表。


『no direction。』
撮影:聡明堂 
@パナソニックセンター東京 有明スタジオ 2007


『ロミオORジュリエット(ROMEO OR JULIET)』
撮影:飯田研紀 
@世田谷パブリックシアター 2008


『ノート(NOTES)』
撮影:安田敬 @パークタワーホール 2003


振付 ・出演:矢内原美邦
Choreographer and Dancer: Mikuni Yanaihara
映像:高橋啓祐
Movie Director: Keisuke Takahashi
衣装:矢内原充志
Costume Designer: Mitsushi Yanaihara
照明:滝之入海
Lighting Designer: Kai Takinoiri
音楽:スカンク
Music: SKANK
美術:久野啓太郎
Art: Keitaro Hisano
制作:伊藤剛
Producer: Takeshi Ito


出演:足立智充 たかぎまゆ 黒田杏菜 原田悠 橋本規靖 福島彩子 陽茂弥
(※諸事情により、出演を予定しておりました「木村美那子」から「たかぎまゆ」に 変更になりました。)
Dancers: Tomomitsu Adachi, Mayu Takagi, Anna Kuroda, Yu Harada, Noriyasu Hashimoto, Ayako Fukushima, Yo Shigeya


主催:あいちトリエンナーレ実行委員会
企画制作協力:愛知県文化情報センター
制作協力:Precog, alfalfa