パブリック・プログラムでは、クロス・キーワード「大震災と文化財 場所、記憶、そして...」を開催します。
 東日本大震災で自らも被災したリアス・アーク美術館(宮城県気仙沼市)では、館の収蔵品を守るだけにとどまらず、津波の被害などにあった被災物も積極的に収集展示し、今回の震災の記憶を守り伝える活動も続けています。
 一方、大震災で被災した文化財を救出するため、文化庁が立ち上げたプロジェクトにこの地域の美術館学芸員も参加しました。
 今回のクロス・キーワードでは、被災地での美術館活動や、文化財レスキュー活動などの経験を通して、地域における美術品や文化財などが本来持つ意味を考えます。

日 時
 10月19日(土) 15:00-17:00 ※14:30開場

場 所
 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

内 容
 第一部 基調講演「...文化財とは? ~津波被災物の文化的意味について~」
  講師:山内宏泰(リアス・アーク美術館学芸係長)

 第二部 トークセッション
  スピーカー
   山内宏泰
   大島徹也(愛知県美術館主任学芸員)
   清家三智(名古屋市美術館学芸員)
  進行役
   村田眞宏(愛知県美術館館長)

その他
 参加無料(事前申込み不要)、定員200名