テーマ 『デザイン、そしてアートと建築 あいちトリエンナーレ2013のたくらみ』

このトークでは、時代性を意識した今回のテーマやあいちトリエンナーレの展開などをふまえ、デザインと国際芸術祭の関係について、公式デザイナーの廣村正彰氏と芸術監督の五十嵐太郎氏が語ります。国際芸術祭におけるデザインの役割や機能を廣村氏が、トリエンナーレの魅力やデザインに期待する事などを五十嵐氏が、現在進行しているプロジェクトの現場も含め、紹介します。

あいちトリエンナーレ2013(会期8/10~10/27)では、「揺れる大地―われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」をテーマに掲げ、東日本大震災後のアートを意識しつつ、世界各地で起きている社会の変動と共振しながら、国内外の先端的な現代美術、ダンスや演劇などのパフォーミングアーツ、オペラを展開します。愛知芸術文化センターや名古屋市美術館のような美術館の会場だけではなく、まちなかをも舞台にし、ただ作品を設置するだけではなく、アートを通して、そこで働く人や生活しているコミュニティとの接点を作り上げることを重視した国際芸術祭です。

場所、ひと、そして歴史をつなぐ「デザイン」の可能性について考える機会となるでしょう。


登壇者     廣村正彰 氏 (あいちトリエンナーレ2013公式デザイナー) 
             五十嵐太郎 氏 (あいちトリエンナーレ2013芸術監督)
進行役    菊池宏子 氏(あいちトリエンナーレ2013コミュニティデザイナー)
   
開催日時   4月9日(火)18:00(開場) 18:15〜19:40

会場  東京ミッドタウン・デザインハブ
     (東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F) 
     http://www.designhub.jp/access/

対象人数  先着100名 ※e-mailによる事前申し込み制
参加費   無料


廣村正彰 あいちトリエンナーレ2013 公式デザイナー
1954年愛知県生まれ。グラフィックデザイナー。田中一光デザイン室を経て88年廣村デザイン事務所設立。主な仕事に、埼玉県立大学サイン計画、日本科学未来館CI、サイン計画、日産自動車デザインセンターサイン計画、横須賀美術館Ⅵ、サイン計画などがある。現在、東京工芸大学芸術学部デザイン学科教授。

五十嵐太郎 あいちトリエンナーレ2013芸術監督 東北大学大学院工学研究科教授(都市・建築学)
1967年、フランス・パリ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。中部大学講師、東北大学大学院助教授を経て、2009年から東北大学大学院教授。
2007年から2009年まで文化庁芸術選奨(美術部門)推薦委員に選任されたほか、2008年のヴェネツィアビエンナーレ国際建築展では、日本館コミッショナーを務めた。
また、2010年に開催されたあいちトリエンナーレ2010 では、長者町企画コンペの選考委員も務めた。

菊池宏子 あいちトリエンナーレ2013公式コミュニティ・デザイナー
日米クリエティブ・エコロジー社代表。MITリストビジュアルアーツセンター、ボストン美術館などで、教育プログラム開発・リーダーシップ育成、コミュニティ・エンゲージメント戦略・開発に従事。現在は、東京を拠点に、ワークショップやプロジェクト開発の経験から、クリエイティブ性を生かしたコミュニティづくりのデザインとマネージメント活動をしている。

【申し込み方法】
以下の情報を記載のうえ、E-mailのタイトルに「4・9トークイベント希望」と明記し、下記へお申し込みください。 
(申込はE-mailにて受け付けます。)
1.参加者氏名(ふりがな) 2.年齢  
3.E-mailアドレス 4.質問(トークでお二人に聞いてみたい質問があれば、任意でご記載下さい。)

*定員に達し次第、受付を終了させていただきます。なお、頂戴した個人情報は、当トークイベントに関してのみ使用させていただきます。
 
【イベント問合せ/申込先】
あいちトリエンナーレ PRオフィス 鈴木・石田

E-mail: press@aichitriennale.jp