12月8日(土)に開催するトリエンナーレスクールのゲストに予定していたジョナサン・ハーヴェイ氏は、ご都合により来名いただけなくなりました。
 そこで、ロンドン在住でハーヴェィ氏と深い関わりを持ち、アクメ・スタジオの活動にも詳しい下記2名をゲストとしてお招きすることとしました。(ゲスト以外の内容に変更はありません。)

日 時:平成24年12月8日(土) 14:00~15:30
会 場:愛知芸術文化センター12階アートスペースE・F 
テーマ:『アーティストの制作環境を考える-ロンドンの非営利団体ACME』
ゲスト:ジュリア・ランカスター(キュレーター/アクメ・スタジオプログラムマネージャー)
    グラハム・エラード(アーティスト/ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校准教授)
進行役:住友文彦(あいちトリエンナーレ2013キュレーター)
定 員:60名(申込不要・先着順・参加無料)


○トリエンナーレスクール講師略歴
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ジュリア・ランカスター  / Julia Lancaster
ロンドン在住。アクメスタジオ/プログラム・マネージャー。
フリーランス・キュレーター、コンサルタントとして25年間、アート教育、アート・マネージメントに従事。1996年からACME Studiosのレジデンシー&アワード・プログラムの拡大に主導的役割を果たしてきた。また、これらプログラムの参加アーティストを展示するギャラリー、ACME Project Space の運営・管理を務める。
South London GalleryやBearspaceなど多数の公立/コマーシャル・ギャラリーと共に活動を続け、現在、Peckham Space 顧問委員、西ロンドン建築センター Fundemental 理事長。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)では、現代アートキュレーション修士コースの外部プロジェクト・コーディネーター。
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グラハム・エラード  /  Graham Ellard
ロンドン在住。アーティスト。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校准教授。
現在、ジョナサン・ハーヴェイ氏(ACME Studios最高責任者)と緊密な協力関係で進めてきた共同プロジェクトKnowledge Transfer Partnershipの主席研究者。これは英国人文科学研究振興会の出資サポートのもと、ロンドンのアーティスト活動を支援する目的で、制作スタジオの形、機能、またその未来を考察し、その知識を人文系研究機関と実業セクターで共有し、その分野の発展をめざす。この研究成果は、ACME Studiosによる最新のスタジオ開発―ハイハウス・プロダクション・パーク―に結実している。
またアーティストとして、映画と建築の境界領域で、大型のヴィデオ・インスタレーションや16ミリ映画をステファン・ジョンストーン氏(ロンドン芸術大学ゴールドスミス校)とのコラボ制作で発表。MOCAシドニー,MOCAヘルシンキ、テイト・リバプール、ビクトリア&アルバート美術館など展示歴多数。
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