トリエンナーレスクール

  • 2012年度
  • 2011年度

2011年度

トリエンナーレスクールとは

あいちトリエンナーレ2013の開催に向けて、現代アートをもっと身近に楽しんでいただくため、レクチャー形式のトリエンナーレスクールを開始します。第一線で活躍するアーティストや専門家をゲストに迎え、アートと地域の関わりや海外の国際展の状況などをテーマに開催します。

概要

※各プログラムとも、開始時刻の30分前から受付し、整理券を配布します。先着順で受付を行いますので、定員に達した場合は入場をお断りすることがございます。

○コミュニティーと美術シリーズ1「市民・美術・教育」

日時2011年12月10日(土)14:00~15:30
会場愛知芸術文化センター12階アートスペースA
ゲスト中村政人(アーティスト/東京藝術大学絵画科准教授/3331 Arts Chiyoda統括ディレクター)
定員200名
参加費無料
中村政人
NAKAMURA Masato

アーティスト。東京藝術大学絵画科准教授。3331 Arts Chiyoda 統括ディレクター。
1963年秋田県大館市生まれ。「美術と社会」「美術と教育」との関わりをテーマに様々なアートプロジェクトを進めるアーティスト。第49回ヴェネチア・ビエンナーレでは日本館の代表作家として参加。1998年よりアーティスト・イニシアティブ・コマンドNを主宰。2005年に活動拠点として「KANDADA」(神田)を立ち上げ、秋田県大館市で「ゼロダテ」、富山県氷見市での「ヒミング」など地域での市民参加型アートプロジェクトを数多く手がける。2011年6月、東日本大震災復興支援「わわプロジェクト」を立ち上げる。アートプラットフォームの最先端を開拓し、新たなソーシャル・インクルージョンを実践する。平成22年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

○世界の中の日本シリーズ1「日本の現代美術が世界で経験していること」

日時2012年1月28日(土)14:00~15:30
会場愛知芸術文化センター12階アートスペースA
ゲスト小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表)
定員200名
参加費無料
小山登美夫
KOYAMA Tomio

小山登美夫ギャラリー代表。明治大学国際日本学部特任准教授。
東京藝術大学芸術学科卒業。西村画廊、白石コンテンポラリーアートでの勤務を経て、1996年に小山登美夫ギャラリーを開廊。奈良美智を始めとする同世代の日本アーティストの展覧会を多数開催するとともに、同世代の国外アーティスト、トム・フリードマンやジェラティンなどを日本に紹介する。またオープン当初より、海外のアートフェアへも積極的に参加し、日本アーティストの実力を世界に知らしめるとともに、マーケットの充実と拡大に貢献している。2005年より江東区清澄白河にて営業。2008年には京都には京都市下京区に小山登美夫ギャラリー京都を開廊。

○世界の国際展シリーズ1「ヴェネチア・ビエンナーレでの出来事」

日時2012年2月25日(土)14:00~15:30
会場愛知芸術文化センター12階アートスペースE・F
ゲスト植松由佳(国立国際美術館主任研究員)
定員60名
参加費無料
植松由佳
UEMATSU Yuka

国立国際美術館主任研究員。香川県生まれ。1993年より丸亀市猪熊弦一郎現代美術館勤務を経て、2008年10月より現職。主な企画担当展に「束芋:断面の世代」(2010、横浜美術館との共同企画)、「ピピロッティ・リスト:ゆうゆう」(2008)、「エイヤ=リーサ・アハティラ展」(2008)、「須田悦弘展」(2006)、「やなぎみわ 少女地獄極楽老女」展(2004)、「草間彌生展 Labyrinth-迷宮の彼方に」(2003)、「ヤン・ファーブル」展(2001)、「Isamu Noguchi & Issey Miyake ARIZONA」展(1997)など。第13回バングラデシュ・ビエンナーレ日本参加コミッショナー。京都造形芸術大学非常勤講師。第54回ヴェネチアビエンナーレ日本館のコミッショナー。

○表現の最先端シリーズ1「クリエイターもキュレーター」

日時2012年3月3日(土)16:00~18:00
会場アートラボあいち1階
ゲスト澤隆志(映像作家/キュレーター)
定員45名
参加費無料
澤隆志
SAWA Takashi

2000年から2010年までイメージフォーラム・シネマテーク、 イメージフォーラム・フェスティバルのプログラム・ディレクターを務める。また、ロッテルダム、ベルリン、バンクーバー、ロカルノ等の国際映画祭や、国内美術館等にプログラム提供多数。主な映像作品に『特派員』、書籍に、『temperature』(共作)などがある。