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やなぎみわ (YANAGI Miwa)

兵庫県生まれ。美術作家。2009年第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表。2010年より活動領域を演劇にも広げ、2011年から「やなぎみわ演劇プロジェクト」を始動。演出・脚本・美術・衣裳デザインなどを手掛ける。2011年から12年にかけて、大正期の日本を舞台に、築地小劇場やマヴォなど新興芸術運動の揺籃を描いた『1924』3部作を制作・上演。続けて2012年に明治後期のパノラマ館などを舞台にした『パノラマ』シリーズを発表。今回上演する『ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ』は「声というアーカイブの亡霊」をテーマに、ベケットの戯曲『クラップの最後のテープ』を織り込んだ新作。装置デザインをトラフ建築設計事務所が、音響デザインをフォルマント兄弟が担当する。

  photo: 木村三晴
作品 『ゼロ・アワー 東京ローズ最後のテープ』 (新作)
会場 愛知県芸術劇場 小ホール
日程 8月30日(金)19:00 8月31日(土)14:00/18:00 9月1日(日)14:00
◎31日14:00公演、アフタートーク有
アーティスト公式ページ http://www.yanagimiwa.net/
https://www.facebook.com/yanagimiwa.theater

見どころ

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作・演出・美術:やなぎみわ 音声デザイン:フォルマント兄弟
装置デザイン:トラフ建築設計事務所
出演:松角洋平、荒尾日南子、吉田圭佑、高橋紀恵 ほか

「ゼロ・アワー」とは、日本軍が太平洋戦争中に行ったプロパガンダ放送のラジオ番組名。「東京ローズ」は、その番組の女性アナウンサーに米軍兵士たちが付けた愛称で、戦後、アナウンサーの1人は国家反逆罪に問われることとなった。「声というアーカイブの亡霊」をテーマに、ベケットの戯曲『クラップの最後のテープ』からも想を得て、史実と虚構を織り交ぜた新作。装置デザインをトラフ建築設計事務所が、音声デザインをフォルマント兄弟が担当する。

神奈川芸術劇場 資生堂

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