アーティスト。東京生まれ。東京を拠点に活動。多摩美術大学大学院修士課程デザイン専攻グラフィックデザイン領域修了。「美しく、面白い」作品を目指し、アニメーションやイラストレーション、漫画を並行して制作している。初めてのアニメーション作品『ニュ~東京音頭』(2012年)は、近くにあるように見えながら、遠くにあってなかなか行き着くことが出来ない、目映いばかりに輝く東京都心への屈折した心情を出発点に、シュルレアリスムを想起させるような、アニメーションならではの飛躍に富んだ、奔放な展開を提示し、一躍、注目を集めた。都市や建築空間への独自の視点を提示した作品として見ることも可能だろう。本作品は「第19回学生CGコンテスト」最優秀賞、「第16回文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門審査委員会推薦作品を、短縮版が「マルチメディアコンテンツアワード2012」企業賞、「第2回予告デミー賞」銀賞を、それぞれ受賞している。
『ニュ~東京音頭』2012 |