現代美術

作品・展示会場情報

ニラ・ペレグ (Nira PEREG)

1969年イスラエル生まれ。テルアビブを拠点に活動。

1989年から1993年までニューヨークのクーパー・ユニオンで学び、2000年にエルサレムのベツァレル美術デザイン学院で美術修士号を取得。
主な個展に2012年クンストハレ・デュッセルドルフ、2011年ハーシュホーン美術館、2010年テルアビブ美術館(Nathan Gottesdiener Foundation Israeli Art Prize受賞)他、グループ展多数。
ニラ・ペレグは、文化、宗教、それらに伴う暗黙の社会的慣習や、普段気に留めない人々の行動パターンが、その社会構造に深く裏打ちされていることをビデオ・インスタレーションや写真作品によって表出する。ペレグのアプローチは観察とドキュメンタリーを基調としているものの、日常のなかの他者とその行為を見つめ直し、そこに綿密な音響効果を施すことによって、何気ない風景はどこか劇場性を帯びる。彼女は社会的規範や権力構造や習慣があらゆる個人の日常生活を規定していることを提示し、特に 《 Sabbath 》 では、コミュニティといった同質性を保持することが他者に対して排他的に働きかねないことを、見る者に問いかける。

  《 Sabbath 》 2008
courtesy of the artist and Braverman Gallery
展示会場 納屋橋 東陽倉庫テナントビル(D-07)
作品情報
・《作品名》
・制作年
・上映時間
(映像作品のみ)
・所蔵
《安息日 2008》 2008 7分12秒(ループ)
《ロケーション 8》 2009
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