現代美術

作品・展示会場情報

ミハイル・カリキス&ウリエル・オルロー(Mikhail KARIKIS and Uriel ORLOW)

カリキス:1975年テッサロニキ(ギリシア)生まれ。ロンドンを拠点に活動。
オルロー:1973年チューリッヒ(スイス)生まれ。ロンドンを拠点に活動。

カリキスは、建築を学んだ後、音、映像、写真、パフォーマンスなどを使う横断的な表現を展開している。彼は人間の声について研究しつつ、コミュニティ、職業的なアイデンティティ、人権などのテーマを探求する作品を発表している。代表的なプロジェクト《地底からの音》は、イギリスの政策によって閉鎖された炭坑跡地にて、かつてそこで働いた高齢になった男達が当時聴いていた音(爆発、警報、蒸気、機械の音など)を思い出しながら歌う映像作品である。つまり、人の声が失われた日常的な労働の風景を甦らせるものだ。
オルローは、マルチメディアのインスタレーションやサウンドの研究を行い、《地底からの音》の制作にあたり、記憶と歴史の場所としてのランドスケープに興味を持ち、カリキスと協働した。

  《地底からの音》2010-2011
courtesy of the artists
展示会場 納屋橋 東陽倉庫テナントビル(D-08)
作品情報
・《作品名》
・制作年
・上映時間
(映像作品のみ)
・所蔵
《地底からの音》 2010?2011 6分48秒
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