今回出品される《「地球・爆―Earth Attack」第1番》 は15枚組(2.27mx27.27m)で構成。錨で始まるこの合作「地球・爆」は、2003年に10人の画家と10人の評論家が加わって構想され、最終的には11番(壁画が1番から10番、床置き作品が11番)で構成される巨大なプロジェクト。2001年に起こったニューヨークでの9.11の事件が制作のきっかけとなって、岡本信治郎が企画提案をし、複数のメンバーが賛同して参加している。互いに議論を交わしながら、不協和音や矛盾をはらみつつ、共同制作として作りあげることを特徴としている。2003年に下絵の制作に全員で着手し、全作品の決定稿がそろったのが、2007年9月。それから本絵にとりかかり、まずは第1番が2013年2月に完成された。反戦絵画ではあるが、モノクロームで描かれ、書物のように読み解いていく絵画となっている。
《「地球・爆―Earth Attack」第1番》 (部分)2013 |
展示会場 | 愛知県美術館 10階(A-05) |
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作品情報 ・《作品名》 ・制作年 ・上映時間 (映像作品のみ) ・所蔵 |
《地球・爆ーEarth Attack》 2013 作家蔵 |