イタリアのベネヴェント音楽院で学び、その後F.コレッリ、P.ヴェントゥーリの下で研鑽。ピンカートン役とロドルフォ役でオペラデビュー。イタリア紙ラ・ナツィオーネから“強靭で活力に満ちた声に支えられたロマン的英雄の役に完全になりきるテノール”と評される。特にピンカートンでは、ヴェローナ野外劇場(ゼッフィレッリ演出)、シュトゥットガルト州立歌劇場(ルイゾッティ指揮)、プッチーニ音楽祭がある。プッチーニを得意としており、理想的な声を持つテノールである。