会期前に、参加アーティストが愛知県内の小・中・高等学校を訪れ、作品制作やワークショップを行いました。
この授業での活動が、あいちトリエンナーレ2013の出品作品の一部となって、発表されています。
それぞれのアーティストとの活動を経て、子どもたちから届いた感想やアーティストへのメッセージをご紹介します。
アーティストの出身国トリニダード・トバゴではパレードを「マス」と呼び、8月11日に実施したパレード衣装のひとつである、マスクを制作しました。不死鳥のテーマで、生徒たちはあらかじめデザインを考えてくるなど、時間いっぱいまで制作に取り組みました。デザイン科で学ぶ高校生たちは、当日自分達がデザインしたマスクを着けて参加しました。10月19日のパレードでも、生徒たちが作成したマスクがパレードで用いられます。
生徒たちからのメッセージ
・普段聞くことができないお話をたくさん聞けて良かったです。マーロンさんがどうデザインにかかわってきたか、今回のパレードの衣装のデザインをどう決めたかなど。パレードの衣装も自分で決めたデザインなので、当日が楽しみです。
・完成度の高いマスクなど私にとってとてもいい刺激になりました、今回もせっかく話しかけていただいたのに緊張してうまくコミュニケーションがとれなかったのが少し残念でした。次お会いした時はいっぱいお話しましょう。パレードが楽しみです!!!素敵な思い出になるといいです!
・言葉の壁が...、とかそういうことを考える必要はなかったことをマーロンさんと(少しだけですが)話をしたときのことを思い出して改めてそう思いました。紙に描かれた絵などで会話しているみたいな気分で、なんというかデザイン科らしい(?)方法でいろんなことを伝えあえれて本当に楽しかったし、嬉しかったし幸せでした。
いつもは経験できない制作活動や海外出身のアーティストとの交流は、大変貴重な学校生活の体験となったようです。
マーロン・グリフィス(http://aichitriennale.jp/artist/marlon_griffith.html)