あいちトリエンナーレ2013 イベントレポート

次回のトリエンナーレスクールは8月24日(金)19:00から、東谷隆司さんをゲストにお招きして、あいち芸術文化センター12階アートスペースEFにて開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

 

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トリエンナーレスクールリポート「3.11と美術」

2012/08/22 15:40トリエンナーレスクール

8月11日(土)、愛知芸術文化センター12階アートスペースAにて、リアス・アーク美術館学芸員の山内宏泰(やまうち ひろやす)さんをゲストにお迎えし、「3.11と美術」をテーマにお話いただきました。

 

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まず、進行役を務める五十嵐太郎芸術監督が山内さんをご紹介し、「東日本大震災直後に気仙沼で山内さんとお会いした際に交わしたお話が、あいちトリエンナーレ2013のテーマである『揺れる大地―われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活』の、特に『記憶』という言葉に、非常に大きな影響を与えている」と話しました。今回のトリエンナーレスクールは、あいちトリエンナーレ2013のテーマに込められた想いを、山内さんのお話を通じて知る機会となりました。

 

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リアス・アーク美術館は宮城県気仙沼市に位置し、主に現代美術を紹介する公立美術館ですが、一方で歴史・民俗系の常設展示で地域の生活・文化を紹介する文化施設の顔も併せ持っており、震災前から、東北地方沿岸部が津波常襲地帯であることを知ってもらおうと、明治時代に押し寄せた大津波の展示も行っていたそうです。


東日本大震災後、山内さんは、津波の被害を後世に伝えていくために、発災直後から現在に至るまで、強い使命感を持って震災の記録活動に従事されました。その活動の中で収集した多数の写真や映像だけではなく、津波で破壊された生活用品や船の一部なども加え、来年度「東日本大震災の記録と津波の災害史」と題した常設展示も開設する予定です。


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山内さんは、今回の震災を受け「美術自体が地域文化の一要素であり、津波により破壊された地域文化を再生させるために、美術は、美術館は何をすべきか」ということを問い直すと同時に、芸術家・アーティストの持つ「人のこころ・記憶を伝える力」が今こそ必要なのではないかと考えました。

 

そこで、記憶を後世に伝えるために、被災後の風景を多く撮影しましたが、その写真だけでは、そこに込めた山内さん自身の想いはなかなか伝わらないと感じたそうです。それは、写真の中に様々な情報が雑然としていて、人に伝わるために必要な抽象化などの「表現」に欠けているからではないか。人の手により抽象化された絵画に、文章で補足する形こそが、最強の「表現」方法であり、頭の中で生まれるイメージを形にする能力に長けたアーティストの力こそ、今こそ求められているのではないか。アートと社会との関係性も、社会の外にアートがあるわけではなく、その持てる力を、もっと社会に還元していくように用いていくことをもっと今後は意識していくべきではないか、と強い想いを語られました。

 

会場の「被災した作家の方々は今後どのような作品をつくろうとしているか」「気仙沼を含めた被災地は今どのように動いているのか」といった質問に対し、山内さんから「現地では、様々な意見が飛び交いながらも被災地の未来を見据えた議論が進んでいる」などとお話され、被災地と美術の関係を考える有意義な意見交換がなされました。


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 このスクールの様子はユーストリームのアーカイブでご覧いただけます。
 http://www.ustream.tv/channel/aichitriennale-ch2

次回のトリエンナーレスクールは8月24日(金)19:00から、東谷隆司さんをゲストにお招きして、あいち芸術文化センター12階アートスペースEFにて開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

 

↑大村知事の話を聞くKDATメンバーとSEAMOさん、

振り付け指導のMICHIKO先生、RYOHEI先生。少し緊張気味?


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↑百戦錬磨のSEAMOさんもこのような行事に参加するのは初めて。


あいちトリエンナーレ2013盛り上げの決意を胸に元気よく集合写真!

大村知事の左側がSEAMOさん。知事の右側がダンスの振り付け指導担当の

エイベックス・アーティストアカデミー名古屋校のMICHIKO先生、RYOHEI先生。

ユニフォームは、メンバー各自に合わせて少しずつデザインに変化が付けられています。

また、シューズは地元名古屋のmadras様のストリートダンスシューズ「JADE」を提供して頂きました。

 ↓

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KDATは、この夏レッスンを重ね、その後各地でパフォーマンスを繰り広げます。

応援よろしくお願いいたします!



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PRキャラバン隊K☆DAT,SEAMOさん 大村知事を表敬訪問

2012/08/16 14:05

8月10日(金)あいちトリエンナーレ2013 PRキャラバン隊KDAT

応援サポーターのSEAMOさんが大村知事を表敬訪問しました。

KDATは、小学生から中学生まで平均年齢12歳の30名のダンスチーム。

各地のお祭りやイベント会場でパフォーマンスを披露しながら、

あいちトリエンナーレ2013を盛り上げます。

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↑大村知事の話を聞くKDATメンバーとSEAMOさん、

振り付け指導のMICHIKO先生、RYOHEI先生。少し緊張気味?


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↑百戦錬磨のSEAMOさんもこのような行事に参加するのは初めて。


あいちトリエンナーレ2013盛り上げの決意を胸に元気よく集合写真!

大村知事の左側がSEAMOさん。知事の右側がダンスの振り付け指導担当の

エイベックス・アーティストアカデミー名古屋校のMICHIKO先生、RYOHEI先生。

ユニフォームは、メンバー各自に合わせて少しずつデザインに変化が付けられています。

また、シューズは地元名古屋のmadras様のストリートダンスシューズ「JADE」を提供して頂きました。

 ↓

表敬訪問.jpg

KDATは、この夏レッスンを重ね、その後各地でパフォーマンスを繰り広げます。

応援よろしくお願いいたします!



モニターに日本や世界で有名な建築物を映し出し、
ワークショップ参加者は、それを見ながら思い思いの形を身体で表現していきます。

DSC_9673.JPG

それぞれの感性で形を表現するのが興味深い!
下の写真は「名古屋城」を模しています。子供が鯱に!

藤江2.JPG

けんちく体操ワークショップの隣には、
あいち造形デザイン専門学校の生徒さんによる似顔絵コーナーも設置。

DSC_9414.JPG

大村知事もけんちく体操参加後、似顔絵コーナーに立ち寄られました。

IMG_4863.JPG


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大人と子供が一緒になって楽しめたイベントでした。

皆さんお疲れさまでした。

あいちトリエンナーレ2013開幕まで、いよいよ1年を切りました!


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あいちトリエンナーレ2013開幕1年前イベント

2012/08/15 13:18

8月10日(金)愛知芸術文化センター2階の大ホール前を会場に
あいちトリエンナーレ2013開幕1年前イベント「けんちく体操ワークショップ」を行いました。

けんちく体操とは、さまざまな建築物を身体で表現する体操。
ワークショップの講師を務めて下さったのは、「けんちく体操マン1号、2号」と
「けんちく体操ウーマン1号」の3人組。

この人たちです。↓

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モニターに日本や世界で有名な建築物を映し出し、
ワークショップ参加者は、それを見ながら思い思いの形を身体で表現していきます。

DSC_9673.JPG

それぞれの感性で形を表現するのが興味深い!
下の写真は「名古屋城」を模しています。子供が鯱に!

藤江2.JPG

けんちく体操ワークショップの隣には、
あいち造形デザイン専門学校の生徒さんによる似顔絵コーナーも設置。

DSC_9414.JPG

大村知事もけんちく体操参加後、似顔絵コーナーに立ち寄られました。

IMG_4863.JPG


DSC_9737.JPG

大人と子供が一緒になって楽しめたイベントでした。

皆さんお疲れさまでした。

あいちトリエンナーレ2013開幕まで、いよいよ1年を切りました!


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