2019年9月7日 イベント

小田原のどかトークイベント「情の時代の「公共・彫刻」をめぐって」を開催します!

【開催概要】
近代以降、モニュメントは「私ち」を可視化するものとして、為政者に用いられてきまし。ソシャルネットワキングサスの定着によって世論形成が変化し、公共という概念すらも更新を迫られている現代の日本において、「復興」のモニュメントをどのように語ることができるのでしょうか。長崎、広島、そして福島。情の時代の「公共・彫刻」のあり方に、記念碑文化と関わりの深い愛知の地から迫ります。

日時:2019年9月13日(金)19:00〜21:00
会場:豊田産業文化センター小ホール(豊田市小坂本町1-25)
参加費:無料

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【登壇者】
小田原のどか(「あいちトリエンナレ2019」参加アティスト/彫刻研究者)
小松 理虔(文筆家/ロカル・アクティビスト)
津田大介(「あいちトリエンナレ2019」芸術監督 ジャナリスト/メディア・アクティビスト)
[五十音順]

【登壇者略歴】
小田原のどか
1985年宮城県仙台生まれ。彫刻家、彫刻研究。長崎原爆碑の変遷や戦後の公共空間の女性裸体像などの起源、日本における彫刻という制度などに調査研究、執筆、作品制作などの多角的なアプロチで迫る。近年は、公共彫刻がはらむ問題点についても積極的に執筆を行う。アティストとしての活動とともに出版社を運営し、彫刻についての論集の編集と刊行を手がける。

小松 理虔
1979年いわき小名浜生まれ。ロカルアクティビスト。いわき小名浜でオルタナティブスペス「UDOK.」を主宰しつつ、いわき海洋調べ隊「うみラボ」では、有志とともに定期的に福島第一原発沖の海洋調査を開催。そのほか、フリランスの立場で地域の食や医療、福祉など、さまざまな分野の企画や情報発信に携わる。初の単著『新復興論』(ゲンロン、2018)で第18回大佛次郎論壇賞受賞。

津田大介
1973年東京都生まれ。早稲田大学文学学術文学院教授。メディアとジャナリズム、著作権、コンテンツビジネス、表現の自由などを専門に執筆活動を行う。近年は地域課題の解決や社会起業、テクノロジが社会をどのように変えるかをテマに取材を続ける。

・問合せ先

  あいちトリエンナーレ実行委員会事務局
  住 所 〒461-8525
      名古屋市東区東桜一丁目13-2 愛知芸術文化センター6階
      (愛知県県民文化局文化部文化芸術課トリエンナーレ推進室内)
  電 話 052-971-6111
  FAX 052-971-6115
  E-Mail triennale@pref.aichi.lg.jp