2016年09月28日 一般

あいちトリエンナーレ2016 国際展参加アーティスト大巻伸嗣の、愛知県美術館10階作品内への立ち入りが可能になります!

国内最大級の現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ2016」の会期も、残すところ25日。フィナーレを前に、10月11日(火)から愛知県美術館10階にて、大巻伸嗣の作品《Echoes Infinity―永遠と一瞬》の作品内への立ち入りが可能になります。

約20メートル四方の展示室内床面に花や鳥などの文様を顔料で描いた同作品は、これまで敷石の上からのみ鑑賞が可能でしたが、10月11日(火)以降は作品の上を直接歩くことができます。来場者が作品を踏みしめることによって文様は次第に姿を変え、時間と記憶が刻まれていきます。

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あいちトリエンナーレ2016 での展示風景 大巻伸嗣《Echoes Infinity―永遠と一瞬》 2016 photo: 怡土鉄夫

1 作品内への立ち入り解禁の概要
日時:平成28年10月11日(火)午前10時から
場所:愛知芸術文化センター 愛知県美術館10階(名古屋市東区東桜1-13-2)

※午前9時から愛知芸術文化センター10階チケット売場横で、最初の入場が可能な整理券を25枚配布します。
※当日、メディアの取材が入る事をあらかじめ御了承の上、御参加ください。
※作家からの挨拶後、作品内への立ち入りが可能になります。
※入場するには、あいちトリエンナーレ2016 国際展チケットが必要です。
※中学生以下は無料。
※10月11日(火)から、愛知芸術文化センター愛知県美術館10Fチケット売場にて、愛知県美術館10階のみを観覧可能な特別チケット(300円)を販売します。

大巻伸嗣《Echoes Infinity―永遠と一瞬》について
様々な空間を利用してダイナミックかつ繊細なインスタレーションを発表してきた大巻伸嗣(1971年岐阜県生まれ/東京都拠点)が、2002年から手掛けてきたシリーズの最新作。1600枚の白いフェルトの上に、日本画の顔料(岩絵の具)を用いて花や鳥などの文様を描いたもの。一辺が約20メートル、広さ約420平方メートルという自身にとって最大となる空間を、約1か月の制作期間をかけて文様で埋め尽くした。使用した型紙は今回準備した34枚も含めて約100種類、顔料は今回準備した300kgも含めて約1トン。これまで様々な国を旅しながら作品を制作してきた全ての「時間」を盛り込んだ、集大成といえる作品だ。

問合せ先
あいちトリエンナーレ実行委員会事務局 事業第二グループ(水野、川北、工藤)
住所:〒461-8525 名古屋市東区東桜一丁目13-2 愛知芸術文化センター6階
  (愛知県県民生活部文化芸術課国際芸術祭推進室内)
電話:052-971-6127 FAX:052-971-6115
E-Mail : geijutsusai@pref.aichi.lg.jp