展覧会が「旅」を!モバイル・トリエンナーレが開幕

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あいちトリンナーレ2016の参加アーティストが、メイン地区である名古屋・岡崎・豊橋を飛び出して展示するモバイル・トリエンナーレ。「旅」がテーマのひとつである今年のあいちトリエンナーレにもふさわしい企画ともいえる。まずは最初の開催地となる設楽町で、8月26日(金)からスタートした。

出品作家は、19名の現代美術アーティストと5名の映像アーティスト。

《国際展から》
味岡伸太郎/ニコラス・ガラニン/キオ・グリフィス/タロイ・ハヴィニ/今村文/ジョアン・モデ/森北伸/オスカー・ムリーリョ/中村裕太/ウダム・チャン・グエン/二藤建人/大巻伸嗣/岡部昌生/佐々木愛/柴田眞理子/田島秀彦/高橋士郎/竹川宣彰/山田亘
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キオ・グリフィス 《Any Colour You Like》 2016  Courtesy of the artist

《映像プログラムから》
伊藤高志/ボリス・ラべ/小川育/高嶺剛/山村浩二
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山村浩二 『頭山』 2002 photo: 山村浩二

開催場所が近いという人はもちろん、「あいちトリエンナーレ2016」のメイン展示とは違う内容になっているので、好きなアーティストが参加してる、もしくはメイン展示を見て気になった、なんて人はぜひ足を伸ばして見に行ってほしい。

初回となる設楽町の展示を観た港芸術監督は「美術館や市内の街中でなく、自然あふれる場所などだと観る側の気持ちも違いますね。それにジョアン・モデは《NET Project》という様々な素材と色の紐をいろんな人が参加して結びつけていくプロジェクトを行っています。これは会場を回るごとにどんどん増えていくので、まさに旅をしているようです。それ以外でも、展示場所やスペースによって展示方法が少し変わったりもするので、同じ作品でも違う会場で見ることで印象は変わると思いますよ」と話す。

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ジョアン・モデ 《NET project》展示風景 Marienplatz、シュトゥットガルト、ドイツ 2003- photo: Marijan Murat

イベントやワークショップも行っているので、そちらもチェックしてから行くのがベスト。
展示作を楽しむのはもちろん、展示されるスペースやその地区ごと楽しみつくそう。

●8月26日(金)~ 28日(日)
設楽町田口特産物振興センター
9:00~17:00

●9月9日(金)~ 11日(日)
大府市勤労文化会館
9:00~17:00

●9月16日(金)-~19日(月・祝)
一宮市博物館
9:30~17:00(入場は16:30まで)

●9月22日(木・祝)~ 25日(日)
安城市民ギャラリー
9:00~17:00

※モバイル・トリエンナーレの詳細はコチラ

 

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